手洗いの方法  
 
「手洗い」よる感染症の予防

●ただやっておけば、効果が期待できるわけではありません。
   
●大切なことは、「自分の中に病原体を持ち込まない」ということです。

●多くの病原体は、のどや消化管、目、鼻の粘膜から感染します。
 これらの粘膜に病原体の付いた手で触らないために、「手洗い」を行います。
 
 また呼吸によってのどの粘膜に付いてしまう病原体を洗い流すために「うがい」を行います。

「手洗い」の注意事項

●環境中にばらまかれた病原体の多くは、しばらく生きています。
  病原体が付いた手で「目をこする」「鼻をほじる」「物を食べる」などを行うと、病原体が体に侵入する手助けをしてし
  まうことになります。

●「手洗い」をひんぱんに行っていても、何か触った後でこれらのことをやってしまうと、「手洗い」の意味はなくなって
  しまいます。

 手洗いの方法
【事前準備】
   ・袖をまくる。
   ・時計や指輪をはずす。
   ・爪は、切っておく。
   ・すすぐときに、水が衣服や床に飛び散らないように注意する。
【手洗いの順序】 
@手をぬらす。

A石けんをつける。
  • B手のひらでよくこする。
     *手を洗う時は、蛇口も一緒に洗います。
     蛇口を洗わないと、いくらきれいに手を洗っても水を止めるときに蛇口につ
  •  いたウイルス等が再度手に付いてしまいます。
  •            
    C手の甲をもう片方の手のひらでこする。
     反対も同様にする。

  • D指を組んで両手の間をこする。
     特に指の間は入念にする。

  • E親指をもう片方の手で包みこする(両手)。

  • F指先でもう片方の手のひらをこすり、指先、爪をこする(両手)。

  • G両手首までていねいにこする

  • H流水で石けんをよく洗い流す。 (20秒程度)
     この時蛇口も同様に石けんを洗い流します。

  • I自分のハンカチ、タオルで拭き、乾燥させる。 (20秒程度)
@〜Gは、
約60秒
かけて、
丁寧に
洗います。 










  
 ●●● 正しい手洗い手順 ●●●
 
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