鉱床名 椿原山腹鉱床群
位置・交通 西臼杵郡高千穂町中野内西方。
沿 革 明治時代に稼行されたものもあるというが、詳細不明。
地質・鉱床 南西に分布する中・古生層と北西に分布する祖母山火山岩類が、NE系断層で接し、かつ、この断層に沿って花崗斑岩の岩脈が貫入している。
鉱床は岩脈に沿って、また、岩脈が中絶している部分では、断層に沿って形成されたもので、大分県尾平鉱山本?の南西延長に当たる露頭群。
鉱 石 主に石英・電気席からなり、硫砒鉄鉱・磁硫鉄鉱・閃亜鉛鉱・方鉛鉱・黄銅鉱・白鉄鉱などの硫化物を伴い錫石を含む。
備 考