鉱床名 中野内
位置・交通 西臼杵郡高千穂町中野内の北東山腹。
沿 革 延岡藩時代より銀・鉛鉱山として開発。
昭和初期に探鉱したが結果は思わしくなかった。
廃山。
地質・鉱床 中・古生層の砂岩・粘板岩・チャート・石灰岩・かんらん岩(蛇紋岩)が分布するが、花崗岩の接触変成作用によりホルンフェルス化している。
主脈は、かんらん岩を母岩とし走向N55゜E、傾斜60゜NW、旧坑があり、そのうち中位にある坑道内では延長10m厚さ0.5〜1.0mの富鉱体に達し、Sn平均2%、最高20%の鉱石を産した。と
鉱 石 磁硫鉄鉱・硫砒鉄鉱・閃亜鉛鉱・黄銅鉱・黄鉄鉱・錫石・珪灰石・輝石・かんらん石・滑石・電気石・石英など。
備 考