鉱床名 黒葛原
位置・交通 西臼杵郡高千穂町黒葛原土呂久鉱山の東。
沿 革 元和6年開坑、鉛山として稼行。明治以降は銅を採掘。
昭和に入ってからは、ほとんど休山。
地質・鉱床 走向N60゜E、傾斜50゜〜60゜Nを示す中・古生層の粘板岩・砂岩・チャート・石灰岩及びこれらを切ってN80゜Wに走る花崗斑岩が分布。中・古生層はホルンフェルス化。
花崗斑岩岩脈によって斜断される石灰岩層の上盤および下盤に形成された接触交代鉱床。
鉱 石 黄銅鉱・方鉛鉱・閃亜鉛鉱・磁硫鉄鉱・珪灰石・透輝石・錫石・石英など
備 考