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更新日:2020年4月20日
新型コロナウイルス感染症の主な感染経路は飛沫感染と接触感染であると考えられています。ペットを触った際は石けんや水で手を洗ったり、口移しによる給餌等過度な接触を避けるなどの通常の動物由来感染症対策として行なっている一般的な衛生管理を実施しましょう。
現時点で、公表されているペットに関する新型コロナウイルス感染症の情報は以下のとおりです。
A.現在、新型コロナウイルス感染症の症例は、広く人の集団において広がっており、感染した人との濃厚接触を通じて、何匹かの動物は感染する可能性があります。
新型コロナウイルスに感染した人との濃厚接触後に、何匹かの犬や猫が新型コロナウイルス検査で陽性となりました。OIEに報告された詳細情報については、OIEウェブサイトの「More information」をご覧ください。
新型コロナウイルスに対するさまざまな動物種の感受性について、より理解し、かつ感受性のある動物種の感染動態を評価するための研究が進められています。
現在、人から新型コロナウイルスがうつった動物が、このウイルスを拡散する役割を担うという証拠はありません。人での発生は、人から人への接触によって引き起こされるものです。
A.新型コロナウイルスの、現在の広がりは人から人への感染の結果です。現在まで、伴侶動物が新型コロナウイルスによる病気を広め得るという証拠はありません。したがって、伴侶動物の福祉を損なうおそれがある対策を講じる正当な理由はありません。
OIEには、何件かの動物の感染例が報告されています。これらの事例については、OIEウェブサイトの「More information」をご覧ください。これまでのところ、これらの事例は独立した事例であり、犬や猫が人の新型コロナウイルス感染症を広げるという役割を担う証拠はありません。どのような動物が新型コロナウイルスの影響を受け得るかどうかを理解するために、更なる研究が進められています。OIEは、新しい情報が利用可能になり次第、情報を提供します。
A.現時点では、伴侶動物が人の新型コロナウイルス感染症において重要な疫学的役割を果たすという証拠はありません。しかしながら、動物と人は、人獣共通感染症(動物由来感染症)として知られる病気を共有することがあるため、新型コロナウイルスに感染している人は、このウイルスに関して更なる情報が判明するまで伴侶動物や他の動物との接触を制限することをお勧めします。
動物の取扱いや世話をするときは、基本的な衛生対策を常に実施する必要があります。これには、動物、動物のフードや食器の周りや取扱いの前後の手洗いが含まれます。また、キスや、フードをなめたり、シェアしたりすることも避けるべきです。
可能であれば、新型コロナウイルスに感染している人や治療を受けている人は、ペットとの濃厚な接触を避け、動物の世話を他の家族に依頼することが望ましいと考えます。もしも、感染した方がペットの世話をしなければならない場合は、適切な衛生習慣を維持し、可能であればマスクを着用する必要があります。
A.犬が感染している例は香港において1例ありますが、現在までに、犬や猫、その他のペットが新型コロナウイルスを伝染するという証拠はありません。新型コロナウイルスは、主に、感染した人による咳、くしゃみ、話す際にできる水滴を介して広がります。自身を守るため、頻繁かつ徹底して手をきれいにしましょう。
WHOは、本件に関する最新の調査について引き続き監視し、新たな知見が得られた際に更新する予定です。
日常生活において、動物由来感染症に感染しないために、主に以下のことに注意して下さい。詳細は厚生労働省作成の動物由来感染症ハンドブックを御覧下さい。
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お問い合わせ
福祉保健部衛生管理課乳肉衛生担当
〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東1丁目9番18号
電話:0985-84-2600
ファクス:0985-84-2577