令和3年度宮崎県中央保健所運営協議会の議事概要を公開します
1開催日時
令和3年7月19日(月曜日)午後1時30分から午後2時35分まで
2場所
宮崎県総合保健センター5階大研修室
3出席者
(1)委員
川名委員、黒木委員、中別府委員、宮本委員、山下委員、黒木委員、日髙委員、岩切委員、中窪委員、児玉委員、後藤委員、前田委員、小野委員、山﨑委員
中央保健所運営協議会の委員以外の者の出席に関する運営要領第3条に基づく出席者1名
(2)事務局
所長、次長、主幹、総務企画課長、健康づくり課長、衛生環境課長、副参事補、健康づくり担当主幹、衛生環境担当副主幹、監視指導担当主幹、総務企画担当
4議題
- (1)新型コロナウイルス感染症対策の取組状況について
- (2)食品衛生法改正に伴う周知の徹底について
- (3)その他
5議事要旨
議事(1)新型コロナウイルス感染症対策の取組状況について
- (委員)
中央保健所からの新型コロナウイルスの感染状況に係る情報提供のおかげで、町としても次の予防策が早めに取れている。感謝を申し上げたい。
- 土曜日の落雷でワクチンを保管している冷蔵庫のブレーカーが落ち、登庁した職員の対応で廃棄を免れた。閉庁日の対応について警備会社と対策をとったところ。
- 65歳以上のワクチン接種は今週から来週にかけて終える予定。当初のアンケートから7割程度と見込んでいたが8割に達する。64歳以下は接種券を配布し、原則ウエブでの申込みとした。担当課はここも8割いくのではないかと言っている。
- そこで1点、希望であるが、県の対策本部の仕事かもしれないが、ワクチンの効果をもっと出していくべきではないか。接種率が上がる工夫をお願いしたい。
- (委員)
若年者の接種率は大事なこと。
- (委員)
関連して、保護者の方から「12歳以上のワクチン接種についてどうしたらよいか、副反応や将来の妊娠が不安」との相談を受けている。「いろいろと情報がHPに出てますよ」と言っているが、情報発信をお願いしたい。
- (委員)
抗体はどのくらい持つものか。半年程度は持つものか。
- (事務局)
文献上、罹患者は1年後も体内に抗体が残ることがエビデンスとして報告されている。ワクチンがスタートして1年弱でエビデンスの積み重ねは十分ではない。ファイザーはmRNAを変えた形で3回目の承認申請を行なっているが、抗体は最長6ヶ月から1年程度は持つのではないか。
- いずれにせよ国・都道府県等の公的機関、大学等のHPにアクセスして正確な情報をつかむことが大事ではないかと考えている。
議事(2)食品衛生法改正に伴う周知の徹底について
- (委員)
衛生管理のポイントは「見える化」ということで、昨年6月からの取組みであるが、手洗い等の徹底によりノロウイルスなど食中毒の発生件数は減少しているのか。
- (事務局)
昨年度は管内でノロウイルス、クワズイモの2件の食中毒が発生し、残念ながらその前の年度から増加してしまった。飲食業の皆さんはコロナ対策の徹底を含めて手洗いなど衛生管理への意識はより高まっている。
6会議資料