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更新日:2016年11月24日

ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の期限内処理について

ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物とは

リ塩化ビフェニル(PCB)は、水に溶けにくく、熱で分解しにくい、不燃性、電気絶縁性が高いなど、化学的に安定した性質を有する主に油状の物質です。このため、高圧トランスやコンデンサ、業務用の蛍光灯安定器など主に電気機器の絶縁油や熱交換器の熱媒体など様々な用途で利用されてきました。

かし、昭和43年(1968年)に発生したカネミ油症事件を契機に生体への影響や毒性等が問題となり、昭和47年(1972年)以降は製造が禁止されています。

PCBを含むこれらの電気機器等のPCB廃棄物は、特別管理産業廃棄物です。「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」(PCB特措法)に基づき、宮崎県知事(宮崎市内の事業場にあっては宮崎市長)へ保管や処分の状況を届け出るとともに、以下の期限までに適正に処分しなければなりません。

宮崎県内の高濃度PCB廃棄物の処分期間

高濃度PCB廃棄物の種類 処分先 処分期間 計画的処理完了期限
廃PCB等、廃トランス(変圧器)、廃コンデンサー JESCO北九州

平成30年3月31日まで

平成31年3月31日まで
安定器、その他汚染物等 JESCO北九州 平成33年3月31日まで 平成34年3月31日まで

PCB廃棄物の分類

濃度による分類

PCB廃棄物は、濃度等により、高濃度PCB廃棄物低濃度PCB廃棄物に分類されます。

  • 高濃度PCB廃棄物
    PCB濃度が5,000mg/kgを超過するPCB廃棄物は、高濃度PCB廃棄物として取り扱われ、JESCO(中間貯蔵・環境安全事業株式会社)で処分されます。
    PCBが使用された代表的な電気機器には、高圧トランス(変圧器)コンデンサー安定器などがあります。
  • 低濃度PCB廃棄物
    PCB濃度が5,000mg/kg以下のPCB廃棄物及び微量PCB汚染廃家電機器等は、低濃度PCB廃棄物として取り扱われ、環境大臣が認定する無害化処理認定施設等で処分されます。

廃棄物の種類による分類

PCB廃棄物は、廃棄物処理法により、以下の3つに分類されます。

  1. 廃PCB等
    廃PCB及びPCBを含む絶縁油、熱媒体油、潤滑油等の廃油
  2. PCB汚染物
    PCBを使用しているトランス、コンデンサ等、蛍光灯の安定器、感圧複写紙、PCBが付着した紙くず等
  3. PCB処理物
    廃PCB又はPCB汚染物を処分するために処理したもので、環境省令で定める基準に適合しないもの

PCB廃棄物の判別方法

高濃度PCBかどうかの判別方法

和28年(1953年)から昭和47年(1972年)に国内で製造されたトランス(変圧器)、コンデンサーには絶縁油にPCBが使用されたものがあります。

濃度のPCBを含有するトランス(変圧器)・コンデンサー等は、機器に取り付けられた銘板を確認することで判別できます。

細は各メーカーに問い合わせるか、(一社)日本電気工業会のホームページを参照してください。

(一社)日本電気工業会HP:http://www.jema-net.or.jp/Japanese/pis/pcb/pcb_hanbetsu.html
(外部サイトへリンク)

低濃度PCBかどうかの判別方法

トランス(変圧器)・コンデンサーの場合

万件に及ぶ測定例から、国内メーカーが平成2年(1990年)頃までに製造した電気機器にはPCB汚染の可能性があることが知られています。絶縁油の入れ替えが出来ないコンデンサーでは、平成3年(1991年)以降に製造されたものはPCB汚染の可能性はないとされています。

方、変圧器のように絶縁油に係るメンテナンスを行うことができる電気機器では、平成6年(1994年)以降に出荷された機器であって、絶縁油の入替や絶縁油に係るメンテナンスが行われていないことが確認できればPCB汚染の可能性はないとされています。

たがって、まず電気機器に取り付けられた「銘板」に記載された製造年とメンテナンスの実施履歴等を確認することでPCB汚染の可能性を確認し、さらに上記の製造年よりも前に製造された電気機器については、実際に電気機器から絶縁油を採取してPCB濃度を測定してPCB汚染の有無を判別します。

だし、コンデンサーのように封じ切りの機器では使用中のものを絶縁油の採取のために穿孔すると使用できなくなるのでご注意ください。

注意

  • 銘板確認のため通電中の変圧器・コンデンサーに近づくと感電の恐れがあり大変危険です。
    必ず電気主任技術者等に依頼して確認してください。

安定器の場合

造から40年以上が経過するPCB使用安定器は、劣化して破裂し、PCBが漏えいする事故が全国で発生しています。このような事故は一度調査してPCB使用安定器が存在しないとされた建物でも起きています。

えいしたPCBが人体にかかる危険性がありますので昭和52年(1977年)3月までに建築・改修された建物で古い安定器が使用されていないか速やかに確認し、見つかった場合は取り外して交換してください。

PCB使用安定器かどうかの判別方法

和32年(1957年)1月から昭和47年(1972年)8月までに国内で製造された照明器具の安定器には、PCBが使用されたものがあります。一般家庭用の蛍光灯等の安定器にはPCBが使用されたものはありません。

PCBを含有する安定器は、安定器に貼付された銘板に記載さているメーカー、型式・種別、性能(力率)、製造年月等の情報から判別することができますので詳細は各メーカーに問い合わせるか、(一社)日本照明工業会のホームページを参照してください。

一社)日本照明工業会HP:http://www.jlma.or.jp/kankyo/pcb/index.htm(外部サイトへリンク)

た、PCB廃棄物として保管している安定器の中にはPCBを使用していない廃安定器が混在している場合が少なからずあります。JESCO(中間貯蔵・環境安全事業株式会社)のホームページを参照してください。
JESCOHP:http://www.jesconet.co.jp/customer/bunbetsusokushin.html(外部サイトへリンク)

汚染物等の場合

PCBが付着したり、染み込んだりしている汚染物等は含まれているPCBの濃度を決められた方法で実際に測定することでPCB廃棄物であるかどうかを判断します。測定の結果、PCBが検出されれば、特別管理産業廃棄物としてのPCB廃棄物となります。また、PCB濃度が0.5%を超える場合は、高濃度PCB廃棄物として分類されます。汚染物等のPCB濃度の測定方法については、環境省から「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第2版)」が示されています。以下のホームページを参照してください。

境省HP:http://www.env.go.jp/recycle/poly/guideline.html(外部サイトへリンク)

PCB廃棄物を処分するまでの流れ

届出

PCB特別措置法に基づく届出

PCB廃棄物の保管事業者及びPCB使用製品の所有事業者は、保管・処分の状況について、毎年6月末までに宮崎県知事(宮崎市内の事業場にあっては宮崎市長)に届け出なければなりません。

出様式は、県庁ホームページ又は環境省ホームページから入手できます。

庁HP:http://www.pref.miyazaki.lg.jp/junkansuishin/kurashi/shizen/page00083.html

境省HP:http://www.env.go.jp/recycle/poly/todokede/(外部サイトへリンク)

JESCO(中間貯蔵・環境安全事業株式会社)

濃度PCBを使用した変圧器、コンデンサー、蛍光灯安定器等の処分はJESCOでしかできません。

分するためにはPCB特別措置法による届出とは別に、JESCOへの事前の登録(無料)が必要です。登録様式等の詳細はJESCOホームページから入手できます。

JESCOHP:http://www.jesconet.co.jp/customer/download.html(外部サイトへリンク)

適正保管

適正保管について

分するまでの期間、PCB廃棄物を適正に保管・管理しなければなりません。(以下に、廃棄物処理法施行規則第8条の13に規定されている主な事項を示します。)

  • 誤廃棄を防止するため、PCB廃棄物であることを示すラベルの貼付をしてください。
  • 保管場所は雨水が当たらない場所とし、その周囲に囲いを設け、特別管理産業廃棄物を保管している旨の表示をしてください。
  • PCBが環境中に飛散・流出・地下浸透しないように、変圧器等を鋼製容器やオイルパンに収納してください。
  • 地震等による転倒を防止するため、保管容器内にパッキング材を詰めたり、保管容器を固定してください。

PCBが漏えいした廃電気機器の処理

期間の保管による腐食の進行や転倒による損傷等で、PCBが漏えいするおそれがあります。漏えいしたときは、鋼製容器への収納又は目止め材による補修を行なってください。

高濃度PCB使用電気機器の判別

濃度PCBを使用した変圧器、コンデンサー等(高濃度PCB廃棄物)か否かは、銘板に記載されている情報から判断できます。
和47年以前に製造された一部のものが該当します。詳細については(一社)日本電機工業会ホームページを参照してください。
(一社)日本照明工業会HP:http://www.jema-net.or.jp/Japanese/pis/pcb/pcb_hanbetsu.html
(外部サイトへリンク)

絶縁油中のPCB分析

器の銘板や製造年からPCB使用電気機器であるのか判別できない場合は、絶縁油のPCB分析を行い、PCB汚染の有無について確認する必要があります。

特別管理産業廃棄物の管理責任者

PCB廃棄物を保管する事業者は、事業場ごとに、資格要件を満たした特別管理産業廃棄物管理責任者をおかなければなりません。特別管理産業廃棄物管理責任者は、PCB特別措置法に基づく届出や適正な保管・処理等についての実務を行います。

収集・運搬

  • PCB廃棄物の収集運搬業許可を取得している業者に委託しなければなりません。
  • 委託契約の締結、マニフェスト(伝票)の交付・保存(5年間)、搬出の立ち合いが必要です。

処分

委託契約、マニフェストの保存

集運搬の際と同様に、保管事業者と処分業者の2者間で委託契約を締結しなければなりません。また、処分業者から返送されたマニフェストは5年間保存しなければなりません。

処分先

  • 高濃度PCB廃棄物:中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)
    宮崎県内で保管している高濃度PCB廃棄物の処理申込手続等については、JESCO北九州事業所に問合せてください。(電話:093-522-8588(営業課))
  • 低濃度PCB廃棄物:無害化処理認定施設(九州内は2業者)
  • 無害化処理認定施設一覧
    http://www.env.go.jp/recycle/poly/facilities.html(外部サイトへリンク)

処分費用の軽減制度

濃度PCB廃棄物を処分する場合、一定条件を満たすと、処理料金が中小企業は最大70%、個人は最大95%軽減される措置があります。詳細はJESCO北九州事業所に問合せてください。(電話:093-522-8588(営業課))

お問い合わせ

環境森林部循環社会推進課監視・指導担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

電話:0985-26-7083

ファクス:0985-22-9314

メールアドレス:junkansuishin@pref.miyazaki.lg.jp