掲載開始日:2017年9月29日更新日:2017年9月29日

ここから本文です。

鶯巣港の管理について

提言

(性別:男性、年齢:不明)

鶯巣漁港は、港の出入口をゲート閉鎖・施錠している。そのため釣り人や磯遊びに来た人が道路に駐車し交通に支障がある。一部の漁業者には都合が良いかもしれないが、県民の多くは不便を感じている。早急な検討を期待する

回答

漁港は、漁業生産と水産物流通の基地であり、水産物の安定供給や流通基盤としての役割のほか、津波時には背後集落などの被害を最小限に抑えるとともに、漁業の早期再開による地域経済の復興や陸上輸送が機能しなくなった際の物資受け入れなど、防災面でも重要な役割を担っている公の施設です。

このため、県では、県内の全ての漁港(23漁港)について、県漁港管理条例に基づいて、常に安全かつ良好な状態で利用できるよう、漁港の機能を妨げる行為や危険の防止を図るための、例えば、防波堤への進入禁止(注意喚起看板や柵等の設置)などの対策を行なっております。

今回、漁協等から事情を聞いたところ、地元漁業者の漁獲物や漁具、漁船備品の盗難のほか、ゴミの不法投棄などが後を絶たず、利用に支障を来たしその対応に苦慮するなどの問題があったことから、関係者以外の出入りを制限していたとのことでした。

しかしながら、先に申し上げましたとおり漁港は公の施設であり、漁業者以外の方の利用を妨げるものではありませんので、漁協等と協議の上、今後、昼間の時間帯については、車の出入の制限をしないよう対応を変更することといたしました。

今後とも漁港の役割や利用を踏まえた適正な管理に努めてまいります。

お問い合わせ

農政水産部漁業管理課漁港管理担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7310

メールアドレス:gyoson-shinko@pref.miyazaki.lg.jp