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掲載開始日:2018年1月31日更新日:2018年1月31日
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(性別:男性、年齢:60代)
「水上バス」を導入し、観光、交通、防災に活用してはどうか。
既存の小規模な港などを経由し、観光面では海からの風景など宮崎の自然を堪能してもらい、宮崎県の経済効果にもつながる。交通面では、各港から宮崎港や志布志港などのフェリーへの乗り継ぎも可能とし、JRや宮交との連携、協業で相乗効果を得られる。また防災面でも、道路、線路は復旧に時間がかかるが海路は天候次第で使用可能となり、避難路・迂回路として活用できる。
まず、「水上バス」の観光への活用につきましては、新たな視点として貴重な御意見ではありますが、事業主体や採算性などに課題があるものと考えております。
次に、交通への活用につきましては、現在残っている離島航路についても利用者が減少し、国、県、地元市の支援により何とか維持を図っているところであり、「水上バス」による新たな海上航路となりますと、採算性に加え、船舶購入の負担や船員確保も課題となります。
このため、本県での中距離の公共交通としては、既存の「鉄道」に加え、県北部や県南部でも整備が進められております高速道路を活用した「高速バス」が、利便性が高くなってくるのではないかと考えております。
最後に防災への活用につきましては、災害時に沿岸地域が孤立した場合の避難路・迂回路として、「水上バス」を活用した海路利用も考えられるところですが、本県では、必要に応じて県防災ヘリ「あおぞら」や海上自衛隊や海上保安庁が所有する船舶による救助・避難活動を実施することとしております。
以上、「水上バス」の導入には、御案内いただいた利点はあるものの、事業主体や採算性などの課題もあると考えております。
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