掲載開始日:2018年8月23日更新日:2018年8月23日

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日豊本線などの高速化について

提言

(性別:男性、年齢:30代)

県がJR日豊線などの高速化に関する調査結果を県議会総務政策委員会で報告したとの報道があったが、この調査では列車の最高運転速度は時速何kmで想定されたのか教えてほしい。

「日豊本線の高速化」と「東九州新幹線」に関して、日豊本線を全体的最高運転速度時速160kmまたはそれ以上の速度で運転できる規格に改修することが望ましいと考えている。

在来線の大幅な改良による高速化だと新幹線よりも費用が低くて済むことと、高速化の恩恵が特急列車だけでなく普通・快速列車、貨物列車までに及ぶので、より広範囲な地域が高速化でき地域格差の発生を抑制できる。そして、在来線の改良・活用であれば「並行在来線の経営分離問題」が発生しない点も日豊本線を高速化する方が良いと考えている。

回答

御質問のあった日豊本線高速化調査につきましては、本県における将来の高速鉄道網のあり方を検討する際の基礎データとするため、平成29年度実施しました。

この調査は現在の路線の部分改良などによる高速化の可能性を検討したもので、調査の前提となる最高運転速度につきましては、日豊本線の現在の最高速度である130km/hとしております。

御指摘のとおり、新幹線整備については、多額の費用や並行在来線の負担などに関する課題があることを認識しておりますが、全国の整備路線の進捗が進む中、将来につなぐ観点から、次の計画決定に向け声を上げ続けていくこととしております。

現時点においては、日豊本線高速化や新幹線整備は、どちらも本県における高速交通網整備の選択肢の一つであると捉え、鉄道の高速化整備が図られるよう努めてまいります。

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