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掲載開始日:2018年11月20日更新日:2018年11月20日

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炎天下での中学校テニス大会の実施について

(性別:不明、年齢:不明)

高温注意報発令中の炎天下でなぜテニス大会をするのか疑問である。教師や教育委員会の職員は行事を消化することに熱心で、児童・生徒の命を守ることを軽視しているのではないか。今回、熱中症で搬送された児童・生徒に死者がでたら誰が責任をとるのか。伝統ある行事でも人の命を守るにはやらない勇気が必要である。

回答

県中学校総合体育大会などにおいて、熱中症で多くの生徒などが救急搬送されるという事態を招いたことについて、重大な事案として重く受け止めています。

中学校総合体育大会は、県内の中学生にとって最大のスポーツの祭典で目標とする大会であり、また、上位大会(九州大会・全国大会)の代表を決める大会でもあるため、簡単に中止にできない事情があります。

熱中症対策として、審判員の生徒にコート内への水分持ち込みを許可したり、選手が水分補給できる回数を本来のルールより増やすなど対策をとっていましたが、事案を受けて、予選リーグを午後1~2時までに終了し、決勝を翌日の午前中に行なうとともに、更に、通常の応援を禁止し、日陰での観戦としたり、氷水を大きなポリバケツに複数準備し、各自タオルを濡らして体を冷やせるようにしたりといった新たな対策を講じて運営しました。

今回の御意見も参考しながら、熱中症者を出さないなど、生徒の命を守ることを第一に考えながら大会などの運営を行なってまいりたいと考えております。

 

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