トップ > 県政情報 > 広報・広聴 > 県民の声 > 県に寄せられた主な提言と回答(平成30年度) > 人権啓発に関する施策への意見について
掲載開始日:2019年7月9日更新日:2019年7月9日
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(性別:男性、年齢:40代)
1.宮崎県人権啓発推進協議会の「平成31年度人権啓発活動協働推進事業」の企画募集にあたり、外国人・障がいのある人・性的マイノリティに関する人権問題に限定しているが、他の人権問題の方が重要ではないか。
2.県庁レインボーライトアップは5月17日を含む1週間に行うべきではないか。
3.もっとセクシュアル・マイノリティ当事者と向き合ってほしい。
本県におきましては、宮崎県人権教育・啓発推進方針に基づいて、様々な人権問題への施策の推進を図っているところです。
そうした中、平成31年度の人権啓発活動協働推進事業(民間連携事業)につきましては、法務省の人権ユニバーサル事業を活用して実施することとしております。
この人権ユニバーサル事業は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え、障がいの有無や人種、性的指向などの違いを理解し、誰もが互いの人格と個性を尊重し支え合うことを目的としており、事業の対象は、外国人の人権、障がいのある人の人権、性的マイノリティに関する人権をテーマとした取組に限定されているため、それ以外のテーマについては対象にならないところでありますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
また、県庁レインボーライトアップにつきましては、重要な人権課題の一つである性的マイノリティの問題について多くの県民の皆さまに認識していただくため、今年度、人権啓発活動の一環として、県庁のレインボーカラーでのライトアップを試行的に行なったところ、報道などにより啓発の効果があったことから、平成31年度においても実施することとしております。
本県では、8月を「人権啓発強調月間」と定め、この期間中、人権の大切さについて考えるきっかけとなるような様々な取組を集中的に行なっており、この県庁レインボーライトアップも「性の多様性」について認識いただくとともに、様々な人権問題について考えるきっかけになってほしいという思いの下、人権啓発強調月間中の1つの取組として実施しているところです。
なお、本県の人権啓発等の施策を進める上で、広く当事者の御意見をお聞きすることは大変重要であり、性的マイノリティの当事者の皆さまからも、幅広く御意見を伺いながら、施策の推進に努めてまいりたいと考えております。
総合政策部人権同和対策課調整担当
〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号
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