トップ > 暮らし・教育 > 防災 > 火山災害情報 > 霧島山の火山活動に関する情報提供 > 新燃岳の火口周辺警報(噴火警戒レベル2(火口周辺規制))の発表に伴う規制等について(令和2年1月2日)
ここから本文です。
更新日:2020年1月3日
令和2年1月2日22時40分に、新燃岳に火口周辺警報(噴火警戒レベル2(火口周辺規制))が発表されたことを受けて、新たな立入規制等が実施されます。
引き続き、火山情報に注意してください。
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmの範囲まで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。また、地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
大幡山~獅子戸岳~韓国岳間の登山道が、立入規制となります。その他の登山道については、これまでの立入規制を継続します。(下図参照)
また、鹿児島県側の中岳探勝路終点~中岳中腹(約700m)の登山道も立入規制となっています。
これまでの新燃岳の経緯
年月日 | 噴火警戒レベル | 防災対応 |
---|---|---|
平成23年1月26日 |
レベル2→レベル3 |
入山規制(警戒が必要な範囲2km) |
平成23年1月31日 |
レベル3(変動なし) |
同(警戒が必要な範囲を2kmから3kmに拡大) |
平成23年2月1日 |
レベル3(変動なし) |
同(警戒が必要な範囲を3kmから4kmに拡大) |
平成23年3月22日 |
レベル3(変動なし) |
同(警戒が必要な範囲を4kmから3kmに縮小) |
平成24年6月26日 |
レベル3(変動なし) |
同(警戒が必要な範囲を3kmから2kmに縮小) |
平成25年10月22日 |
レベル3→レベル2 |
火口周辺規制(警戒が必要な範囲1km) |
平成29年5月26日 |
レベル2→レベル1 |
活火山であることに留意(火口内立入禁止) |
平成29年10月5日 |
レベル1→レベル2 |
火口周辺規制(警戒が必要な範囲1km) |
平成29年10月11日 |
レベル2→レベル3 |
入山規制(警戒が必要な範囲2km) |
平成29年10月15日 |
レベル3(変動なし) |
同(警戒が必要な範囲を2kmから3kmに拡大) |
平成29年10月31日 |
レベル3(変動なし) |
同(警戒が必要な範囲を3kmから2kmに縮小) |
平成30年3月1日 |
レベル3(変動なし) |
同(警戒が必要な範囲を2kmから3kmに拡大) |
平成30年3月10日 |
レベル3(変動なし) |
同(警戒が必要な範囲を3kmから4kmに拡大) |
平成30年3月15日 |
レベル3(変動なし) |
同(警戒が必要な範囲を4kmから3kmに縮小) |
平成30年3月29日 |
噴火警戒レベル改正 |
レベル3(警戒が必要な範囲3km:変動なし) |
平成30年6月28日 |
レベル3→レベル2 |
火口周辺規制(警戒が必要な範囲2km) |
平成31年1月18日 |
レベル2→レベル1 |
活火山であることに留意(火口内立入禁止) |
平成31年2月25日 |
レベル1→レベル2 |
火口周辺規制(警戒が必要な範囲2km) |
平成31年4月5日 | レベル2→レベル1 | 活火山であることに留意(火口内立入禁止) |
令和元年11月18日 | レベル1→レベル2 |
火口周辺規制(警戒が必要な範囲2km) |
令和元年12月20日 | レベル2→レベル1 | 活火山であることに留意(火口内立入禁止) |
令和2年1月2日 | レベル1→レベル2 |
火口周辺規制(警戒が必要な範囲2km) |
お問い合わせ
総務部危機管理局危機管理課危機管理担当
〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号
電話:0985-26-7618
ファクス:0985-26-7304
・噴火警報・予報について
宮崎地方気象台(0985-25-4032)
・大浪池登山道の規制について
鹿児島県観光課(099-286-3005)
・鹿児島県側県道の規制について
鹿児島県道路維持課(099-286-3568)
・警戒避難体制全般について
宮崎県危機管理課(0985-26-7618)