サポートカー限定免許について

最終更新日:2022年5月2日

 

サポートカー限定免許の概要

運転免許を受けている方は、その方の申請により、運転することができる自動車の範囲をサポートカーに限定する条件を付与することができます。

サポートカー限定条件の申請は、運転免許証の更新申請と併せて行うことが可能です。

なお、サポートカー限定条件を付与できる免許は、普通免許のみです。

中型(8トン限定)免許や第二種免許等、普通免許の上位免許をお持ちの方は、申請による免許の一部取消しにより、普通免許を取得していただいた上で、条件を付与することができます。

運用開始日

令和4年5月13日から

受付場所

免許センター及び警察署(宮崎北署、宮崎南署、都城署、延岡署を除く。)

サポートカー限定免許で運転することができる車両

サポートカー限定免許では、次の安全運転支援装置が搭載された普通自動車(サポートカー)のみ、運転することができます。

なお、後付けの装置については対象となりません。

1.衝突被害軽減ブレーキ(対車両、対歩行者)

車載レーダー等により前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性がある場合には、運転者に対して警報し、さらに衝突の可能性が高い場合には、自動でブレーキが作動する機能

2.ペダル踏み間違い時加速抑制装置

発進時やごく低速での走行時にブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑える方法により、加速を抑制する機能

  • 1の装置が道路運送車両の保安基準に適合するもの又は1及び2の装置がそれぞれ国土交通大臣による性能認定を受けているものに限ります。

サポートカーには、先進技術を利用して運転者の安全運転を支援するシステムが搭載されていますが、このシステムは、例えば、一定以上の速度で走行している場合には、適切に作動しない場合があるなどの限界があります。自動運行装置とは異なり、運転者が絶えず周囲の状況を確認しながら必要な運転操作を行うことを前提とした運転支援技術ですので、その限界や注意点を正しく理解し、その技術を過信せずに運転しましょう。

  • サポートカー限定免許でサポートカー以外の普通自動車を運転した場合は、免許条件違反となります。
  • サポートカー限定条件の解除を希望する場合は、宮崎県公安委員会の審査(指定自動車教習所において限定解除のための教習を受けた場合は、運転技能の審査が免除されます。)を受ける必要があります。

サポートカー限定条件付免許の対象車両

サポートカー限定条件付免許で運転可能な車両は自動車検査証の車台番号(車体番号)とメーカー別対象車両リストを照合することで確認することができます。

なお、メーカー別対象車両リストは警察庁のホームページを参考にしてください。

警察庁のホームページ(外部サイトへリンク)

お問い合わせ

宮崎県警察本部交通部 運転免許課

電話:0985-24-9999