トップ > くらし・健康・福祉 > 男女共同参画・人権 > 男女共同参画 > 男女共同参画社会づくりのための県民意識調査 > 平成12年度「男女共同参画社会づくりのための県民意識調査」の結果について
掲載開始日:2001年7月25日更新日:2001年7月25日
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本県における男女共同参画に関する意識と実態を把握し、今後の男女共同参画施策の一層の推進を図るための基礎資料を得ることを目的として実施しました。
宮崎県在住の20歳以上の男女3,000人(男女各1,500人)
平成12年9月
1,417人(有効回収率47.2%)
ここでは、全国調査との比較から本県の特徴と思われるものについて、ご紹介します。
「男は仕事、女は家庭」という考え方について同感する割合をみると、本県は全体として33.1%で、全国値の25.0%と比べて8.1ポイント高くなっています。
性別にみても、女性・男性ともに全国より高い割合になっていますが、とりわけ男性は40.4%と全国より10.8ポイントも高くなっています。
男女の生き方の理想を訊ねたところ、「女性の生き方として、仕事にも携わるがあくまで家庭生活を優先すること」を理想とする割合が、全国では27.7%に対して、本県では51.9%と24.2ポイントも高い結果となりました。
一方、「男性の生き方として、家庭生活にも携わるがあくまで仕事を優先すること」を理想とする割合が、本県では51.6%と、こちらも全国値の37.6%に対して、14ポイントも高くなっています。
さまざまな分野における男女の平等感について訊ねたところ、男女の地位が平等になっていると感じる割合は、「家庭生活の場」では、全国39.7%に対し本県25.1%、「職場」では、全国24.5%に対し本県13.9%、「学校教育の場」では、全国63.9%に対し本県53.1%、「社会全体」では、全国17.7%に対し本県11.9%と、あらゆる分野において全国調査より低くなっています。
女性の働き方の理想について、「女性は職業を持たない方がよい」や「結婚するまでは職業を持つ方がよい」などの選択肢で訊ねたところ、「子どもができたら仕事をやめ、子どもが大きくなったら再就職する方がよい」とする「中断再就職型」を支持する割合が、53.6%と全国値の37.6%と比べて16ポイント高くなっています。
昨今、ドメスティック・バイオレンス(DV)という言葉でよく耳にする夫・妻・恋人からの暴力について「暴力を受けたことがある」という回答者に、その相談先を訊ねたところ、「相談するほどのことではないと思った」「自分にも悪いところがあると思った」などの理由から、「どこにも相談しなかった」割合が52.1%と、全国値の40.9%と比べて11.2ポイント高くなっています。
総合政策部生活・協働・男女参画課男女共同参画推進担当
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