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掲載開始日:2021年10月1日更新日:2021年10月1日
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平成30年6月30日(土曜日)に、宮崎大学まちなかキャンパスで実施しました。当日は、高校生、大学生、若手社会人の合計9名の参加がありました。講師は宮崎大学教授の吉村先生、「若者の投票率はなぜ低い」というテーマで、講義やワークショップを行いました。以下、講義の概要です。
平成28年の参議院選挙から、選挙権年齢が引き下げられ、18歳から投票できるようになりました。これは日本では70年ぶりのことです。
高校生相当である18歳の投票率はある程度高い数字を示しますが、卒業後である19歳になると、投票率が低くなる傾向にあります。これには、大学進学等で引っ越しをして住民票を移さない等の理由も考えられます。
宮崎県選挙管理委員会が平成27年度に全ての高校生へアンケートを行いましたが、選挙に行かないと答えた理由として、多い順に「興味がないから」「めんどくさいから」「誰が当選しても変わらないから」「誰に投票するか判断できないから」と答えています。
自分自身が政治的事柄を理解でき、
自らの行動が政治的指導者と政策に影響を与えることができる、
という個人の信念。
諸外国はABが高い生徒はCも高い傾向。日本は、ABは諸外国より高いがCは低い。
「投票は民主主義社会にとって重要だ」という発言が、自分の意識の表明ではなく、政治に関する質問に対する正しい知識を答えているのではなかろうか。
投票の大切さを知識として教えても、実感を伴わなければ、意識や行動には結びつかないのではないか。
政治や選挙に関する知識の啓発や教育だけでは限界があるのではないか。
架空の大統領選に立候補するためのマニフェストを、グループワークで考えてもらい発表してもらいました。
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