県内7例目（日向市）の事例について

1農場の概要

• 所在地：日向市美々津町
• 飼養状況：飼養羽数約4.6万羽（肉用鶏）

2経緯

• 12月14日1時30分、当該農場において、死亡鶏が増加した旨、延岡家畜保健衛生所が通報を受け、農場立入検査を実施。
• 同日3時20分、同家畜保健衛生所が当該農場において、鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザ陽性を確認。
• 同日5時40分、宮崎家畜保健衛生所において、当該農場から持ち帰った検体について鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザ陽性を確認。
• 同日14時00分、同家畜保健衛生所における確定検査（PCR検査）の結果、H5亜型の遺伝子が確認され、この結果を農林水産省に送付したところ、同日16時00分に高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認。
• 同日17時00分、発生農場及び食鳥処理場の殺処分開始。
• 同日21時45分、約23,000羽（発生農場：約13,000羽、食鳥処理場：約10,000羽）を殺処分。
• 12月15日2時55分、約39,000羽（発生農場：約26,000羽、食鳥処理場：約13,000羽）を殺処分。（14日の作業終了）
• 同日13時23分、約53,000羽（発生農場：約26,000羽、食鳥処理場：約27,000羽）の殺処分を完了。
• 同日21時00分、発生農場及び食鳥処理場の防疫措置完了（農場内の清掃、消毒等）。
• 12月20日18時30分、発生状況確認検査において臨床検査「異常なし」、ウイルス分離検査「陰性」及び血清抗体検査「陰性」が確認されました。
• 12月30日23時00分、清浄性確認検査の結果、臨床検査「異常なし」、ウイルス分離検査「陰性」及び血清抗体検査「陰性」を確認。このため、搬出制限区域を解除し、消毒ポイントの一部を終了。
• 令和3年1月6日0時00分、移動制限区域を解除し、消毒ポイントの全てを終了。

3動員者等

発生農場の防疫作業の状況（12月15日14時00分時点）

• （1）動員
  第1班約175名（県約15名、日向市約30名、自衛隊約125名、関係団体約5名）
  第2班約55名（県約35名、日向市約20名）
• （2）掘削、埋却等日向地区建設業協会約10名
• （3）市町村の保健師等数名
• （4）この他、様々な関係団体等の協力を得て、防疫作業を実施

食鳥処理場の防疫作業の状況（12月15日14時00分時点）

• （1）動員第1班約50名（県約20名、処理場職員約30名）
• （2）市町村の保健師等数名
• （3）この他、様々な関係団体等の協力を得て、防疫作業を実施

4移動制限、搬出制限区域内の養鶏農場及び飼養羽数（12月15日確定）

区域	養鶏農場数	飼養羽数	区域内市町村
移動制限区域 （3km以内）	70農場 （うち空舎16農場）	約203.4万羽	日向市、都農町
搬出制限区域 （3～10km以内）	52農場	約187.3万羽	日向市、都農町、川南町
移動制限区域 （1km以内）	3農場	約22.7万羽	川南町
合計	125農場	約413.4万羽	1市2町

5消毒ポイントの設置状況

令和3年1月6日（水曜日）0時00分、消毒ポイントの全てを終了。

6過去のプレスリリース

1. 【県内7例目】日向市における高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例の発生について（第1報）
2. 【県内7例目】日向市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について（第2報）
3. 【県内7例目】日向市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜に係る殺処分の完了等について（第3報）
4. 【県内7例目】日向市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜に係る農場等の防疫措置の完了について（第4報）
5. 【県内7例目】日向市における高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について（第5報）
6. 【県内7例目】日向市における高病原性鳥インフルエンザに係る発生状況確認検査の結果について（第6報）
7. 【県内7例目】日向市における高病原性鳥インフルエンザ発生に係る清浄性確認検査の実施について（第7報）
8. 【県内7例目】日向市における高病原性鳥インフルエンザ発生に係る清浄性確認検査の結果及び搬出制限区域の解除について（第8報）
9. 【県内7例目】日向市における高病原性鳥インフルエンザ発生に係る移動制限区域の解除及び消毒ポイントの終了について（第9報）