掲載開始日:2021年1月22日更新日:2021年1月22日

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県内9例目(小林市)の事例について

1農場の概要

  • 所在地:小林市野尻町東麓丸岡1617-2
  • 飼養状況:飼養羽数15.4万羽(肉用鶏)

2経緯

  • 12月29日13時30分、5例目の移動制限区域内の農場から毎日の死亡羽数を報告させていたところ、死亡鶏の増加が見られたことから、都城家畜保健衛生所が当該農場の立入検査を実施。
  • 同日14時30分、同家畜保健衛生所が当該農場において、鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザ陽性を確認。
  • 12月30日3時00分、宮崎家畜保健衛生所における確定検査(PCR検査)の結果、H5亜型の遺伝子が確認。結果を農林水産省に送付したところ、同日5時00分、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認。同時刻、自衛隊に災害派遣を要請。
  • 同日7時00分、殺処分を開始。
  • 同日10時00分、約30,000羽を殺処分。
  • 同日15時00分、約86,000羽を殺処分。
  • 同日23時00分、全ての鶏の殺処分及び埋却を終了。
  • 12月31日11時00分、当該農場の防疫措置完了(農場内の清掃・消毒等)。
  • 同日15時00分、疑似患畜から検出されたウイルスがH5N8亜型であることが確認され、高病原性鳥インフルエンザの患畜であると判定。
  • 令和3年1月3日17時30分、疑似患畜の確認を受けて実施した「発生状況確認検査」において臨床検査「異常なし」、ウイルス分離検査「陰性」及び血清抗体検査「陰性」を確認。
  • 1月15日19時00分、清浄性確認検査の結果、臨床検査「異常なし」、ウイルス分離検査「陰性」及び血清抗体検査「陰性」を確認。このため、搬出制限区域を解除し、消毒ポイントの一部を終了。
  • 1月22日0時00分、移動制限区域を解除し、消毒ポイントの全てを終了。

3動員者等(12月30日15時00分時点)

(1)動員
第1班270名(自衛隊約130名、県約75名、小林市約25名、JAグループ約20名、団体約15名、国約5名)
第2250名(自衛隊約130名、県約70名、小林市約25名、JAグループ約20名、国約5名)
(2)掘削、埋却等小林地区建設業協会約25名
(3)市の保健師等
(4)この他、様々な関係団体等の協力を得て、防疫作業を実施。

4移動制限、搬出制限区域内の養鶏農場及び飼養羽数(12月30日5時00分時点)

区域

養鶏農場数

飼養羽数

区域内市町村

移動制限区域
(3km以内)

11農場

約37万羽

都城市、小林市

搬出制限区域
(3~10km以内)

97農場

約385万羽

都城市、小林市、宮崎市

綾町、高原町

合計

108農場

約422万羽

3市2町

5消毒ポイントの設置状況

令和3年1月22日0時00分、消毒ポイントの全てを終了。

6過去のプレスリリース

  1. 【県内9例目】小林市における高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例の発生について(第1報)

  2. 【県内9例目】小林市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について(第2報)
  3. 【県内9例目】小林市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜に係る殺処分の完了について(第3報)
  4. 【県内9例目】小林市における高病原性鳥インフルエンザウイルスの疑似患畜が確認された農場の防疫措置の完了について(第4報)
  5. 【県内9例目】小林市における高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について(第5報)
  6. 【県内9例目】小林市における高病原性鳥インフルエンザに係る発生状況確認検査の結果について(第6報)
  7. 【県内9例目】小林市における高病原性鳥インフルエンザ発生に係る清浄性確認検査の実施について(第7報)
  8. 【県内9例目】小林市における高病原性鳥インフルエンザ発生に係る清浄性確認検査の結果及び搬出制限区域の解除について(第8報)
  9. 【県内3~5例目及び9例目】都城市及び小林市における高病原性鳥インフルエンザ発生に係る移動制限区域の解除及び消毒ポイントの終了について(3例目(都城市)第10報、4例目(都城市)第8報、5例目(小林市)第10報、9例目(小林市)第9報) 

お問い合わせ

農政水産部畜産新生推進局 家畜防疫対策課 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7329

メールアドレス:shinsei-kachikuboeki@pref.miyazaki.lg.jp