県内1例目(日向市)の事例について
1概要
所在地:日向市東郷町下三ヶ2225
飼養状況:飼養羽数約4万羽(肉用鶏)
2経緯
- 11月30日13時20分に当該農場において、死亡鶏が増加した旨、延岡家畜保健衛生所が通報を受け、農場立入検査を実施。
- 同日16時10分に延岡家畜保健衛生所が当該農場において、鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザ陽性を確認。
- 同日18時45分に宮崎家畜保健衛生所において、当該農場から持ち帰った検体について鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザ陽性を確認。
- 同日21時00分、第1回宮崎県高病原性鳥インフルエンザ防疫対策本部会議を開催。
- 12月1日3時30分、宮崎家畜保健衛生所における確定検査(PCR検査)の結果、H5亜型の遺伝子が確認され、この結果を農林水産省に送付したところ、同日4時30分に高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認。同時刻、防疫措置を開始。
- 同日8時30分、第2回宮崎県高病原性鳥インフルエンザ防疫対策本部会議を開催。
- 同日10時00分、宮崎県緊急防疫会議を開催。
- 同日20時40分、全ての鶏の殺処分終了。
- 同日21時00分、殺処分鶏の埋却終了。
- 12月2日15時00分、疑似患畜から検出されたウイルスがH5N8亜型であることが確認され、高病原性鳥インフルエンザの患畜であると判定。
- 同日15時30分、発生農場の防疫措置完了(農場内の清掃・消毒等)。
- 12月13日0時00分、搬出制限区域を解除し、消毒ポイントの一部を終了。
- 12月24日0時00分、移動制限区域を解除し、消毒ポイントの全てを終了。
3動員者等
- (1)動員約440名(県約350名、JAグループ約90名)
- (2)掘削、埋却等日向地区建設業協会約80名
- (3)市町村の保健師等延べ8名(日向市、門川町)
- (4)この他、様々な関係団体等の協力を得て、防疫作業を実施
4移動制限、搬出制限区域内の養鶏農場及び飼養羽数(11月30日時点)
区域
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養鶏農場数
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飼養羽数
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区域内市町村
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移動制限区域(3km以内)
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なし
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なし
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なし
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搬出制限区域(3~10km以内)
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16農場(うち5農場空舎)
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約55万羽
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日向市、美郷町
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合計
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16農場(うち5農場空舎)
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約55万羽
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1市1町
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移動制限区域内に他の農場が存在しないため清浄性確認検査は行われません。
5消毒ポイントの設置状況
12月24日(木曜日)0時00分、消毒ポイントの全てを終了。
農場における防疫措置や車両消毒ポイントの画像を掲載しています
7過去のプレスリリース
- 日向市における高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例の発生について(第1報)
- 日向市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について(第2報)
- 日向市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認に係る防疫作業の進捗状況について(第3報)
- 日向市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認に係る防疫作業の進捗状況について(第4報)
- 日向市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜に係る殺処分の完了について(第5報)
- 日向市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認に係る防疫作業の進捗状況について(第6報)
- 日向市における高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について(第7報)
- 日向市における高病原性鳥インフルエンザウイルスの疑似患畜が確認された農場の防疫措置の完了について(第8報)
- 日向市における高病原性鳥インフルエンザ発生に係る搬出制限区域の解除について(第9報)
- 日向市における高病原性鳥インフルエンザ発生に係る移動制限区域の解除及び消毒ポイントの終了について(第10報)