掲載開始日:2021年3月20日更新日:2021年3月20日

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県内12例目(都城市)の事例について

1農場の概要

  • 所在地:都城市
  • 飼養状況:飼養羽数約3.9万羽(肉用鶏)

2経緯

  • 2月24日9時50分、当該農場において、死亡鶏が増加した旨、都城家畜保健衛生所が通報を受け、農場立入検査を実施。
  • 同日11時45分、同家畜保健衛生所が当該農場において、鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、A型インフルエンザ陽性を確認。
  • 同日23時00分、宮崎家畜保健衛生所における確定検査(PCR検査)の結果、H5亜型の遺伝子が確認され、この結果を農林水産省に送付したところ、2月25日1時00分に高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認。同時刻、防疫措置を開始。
  • 同日7時00分、殺処分を開始。
  • 同日10時00分、約9,000羽を殺処分。
  • 同日15時00分、約24,000羽を殺処分。
  • 同日20時00分、全ての鶏の殺処分及び埋却を終了。
  • 2月26日11時00分、当該農場の防疫措置完了(農場内の清掃・消毒等)。
  • 3月1日17時00分、疑似患畜から検出されたウイルスがH5N8亜型であることが確認され、高病原性鳥インフルエンザの患畜であると判定。
  • 同日17時00分、疑似患畜の確認を受けて実施した「発生状況確認検査」において臨床検査「異常なし」、ウイルス分離検査「陰性」及び血清抗体検査「陰性」を確認。
  • 3月13日16時00分、清浄性確認検査の結果、臨床検査「異常なし」、ウイルス分離検査「陰性」及び血清抗体検査「陰性」を確認。このため、搬出制限区域を解除し、消毒ポイントの一部を終了。
  • 3月20日0時00分、移動制限区域を解除し、消毒ポイントの全てを終了。

3動員者等(2月26日10時00分時点)

(1)動員
1班123名(県67名、国5名、都城市15名、JAグループ25名、団体11名)
2班129名(県63名、国5名、都城市15名、JAグループ25名、団体等21名)
3班54名(県29名、都城市15名、JAグループ10名)
(2)掘削、埋却等都城地区建設業協会36名
(3)市の保健師等
(4)この他、様々な関係団体等の協力を得て、防疫作業を実施。

4移動制限、搬出制限区域内の養鶏農場及び飼養羽数(2月24日速報値)

区域

養鶏農場数

飼養羽数

区域内市町村

移動制限区域
(3km以内)

12農場

約32万羽

都城市

搬出制限区域
(3~10km以内)

105農場

約378万羽

都城市、三股町

合計

117農場

約410万羽

1市1町

5消毒ポイントの設置状況

令和3年3月20日0時00分、消毒ポイントの全てを終了。

6過去のプレスリリース

  1. 【県内12例目】都城市における高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例の発生について(第1報)

  2. 【県内12例目】都城市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について(第2報)
  3. 【県内12例目】都城市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜に係る殺処分の完了について(第3報)
  4. 【県内12例目】都城市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認された農場の防疫措置の完了について(第4報)
  5. 【県内12例目】都城市における高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について(第5報)
  6. 【県内12例目】都城市における高病原性鳥インフルエンザに係る発生状況確認検査の結果について(第6報)
  7. 【県内12例目】都城市における高病原性鳥インフルエンザ発生に係る清浄性確認検査の実施について(第7報)
  8. 【県内12例目】都城市における高病原性鳥インフルエンザ発生に係る清浄性確認検査の結果及び搬出制限区域の解除について(第8報) 
  9. 【県内12例目】都城市における高病原性鳥インフルエンザ発生に係る移動制限区域の解除及び消毒ポイントの終了について(第9報) 

お問い合わせ

農政水産部畜産新生推進局 家畜防疫対策課 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7329

メールアドレス:shinsei-kachikuboeki@pref.miyazaki.lg.jp