掲載開始日:2021年7月19日更新日:2021年7月19日
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~総合農業試験場管理棟正面玄関を入って左の試験研究情報展示コーナーは、各部・各支場の取り組み内容を紹介しています~
7月は土壌環境部を紹介します。
土壌環境部では、肥料に関する試験や県内農耕地の主に化学性の調査を行なっています。
展示コーナーでは、ミニチュア養液栽培(イチゴ)、養液栽培の取組、簡易肥培管理マニュアル、肥料の紹介、土壌中の水分(pF)、県内の特徴的な火山灰土について紹介しています。
展示の全景です。左でピンク?紫?に光っているのが「ミニチュア養液栽培」です。
近くで見るとこんな感じです。
ピンク?紫?に光っているのはLED照明です。
植物が光合成するには青と赤の光が必要で、青と赤のLED照明を使っているので、このような色になっています。
ちなみに、LED照明を消すとこんな感じです。
普通のイチゴですね。
なお、「ミニチュア養液栽培」は7月25日(日曜日)まで県立図書館での総合農業試験場、畜産試験場、水産試験場の合同展示へ出張しています。是非、この機会に御覧になってください。
最後に、余り目立ちませんが、県内の各地に存在する特徴的な火山灰土を紹介します。
南九州には火山が多く存在し、年代別にいろいろな火山が噴火してきました。
県内の多くの畑は黒ボク土という霧島の噴火で出た火山灰でできてます。いつも見慣れている黒い土ですが、福岡県より北の地域ではほとんど見られなくなります。
総合農業試験場へお越しの際は、是非、御覧ください。
宮崎県総合農業試験場 担当者名:吉留
〒880-0212 宮崎県宮崎市佐土原町下那珂5805
電話:0985-73-2124
ファクス:0985-73-2127