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更新日:2021年8月20日

正面玄関ホール展示コーナーを更新しました(8月:生物工学部)

総合農業試験場管理棟正面玄関を入って左の試験研究情報展示コーナーは、各部・各支場の取組内容を紹介しています~

生物工学部の研究紹介

8月は生物工学部を紹介します。

生物工学部では、組織培養技術を用いた育種・種苗増殖、病害虫抵抗性育種及びDNAマーカーを用いた品種改良や識別を行なっています。

展示の様子

展示コーナーでは、ラナンキュラス、かんしょの茎頂培養、ピーマンの葯培養、カラーピーマンの育種、ピーマン台木の病害抵抗性育種及びイネのDNAマーカーによる品種改良と識別について展示しています

葯培養とは

雄しべの先端にある葯(花粉の詰まった袋)を培養し、植物体を得る技術です。
遺伝形質の固定(種子を蒔いて、すべて親と同じ株ができること)まで、通常6~8世代を必要としますが、葯培養経由だと最短2年で固定系統が得られます。

当部ではピーマンの葯培養を行い、得られた固定系統を用いて新品種育成を行なっています。

葯培養の手順

茎頂培養とは

茎頂組織(生長点を含んだ0.5mm以下の小さい組織)を培養することにより、ウイルス病にかかった植物から健全な植物(ウイルスフリー)を作る方法です。
バイオテクノロジーの技術としては最も普及している技術であり、当部ではかんしょやラナンキュラス等の様々な栄養繁殖性植物で実用化し、得られた植物体は現場で活用されています。

茎頂培養によるメリクローン苗の生産技術

茎頂培養の効果

ピーマン台木の育成

県内ピーマン産地では、土壌病害虫(トバモウイルス、青枯病、疫病、センチュウ等)による被害が問題となっており、その対策として抵抗性育種素材を活用した抵抗性台木の育成を行なっています。

台木の青枯病抵抗性

 

台木の病害虫抵抗性

その他、育種したピーマン等も展示しています。

お問い合わせ

宮崎県総合農業試験場   担当者名:福元

〒880-0212 宮崎県宮崎市佐土原町下那珂5805

電話:0985-73-2125

ファクス:0985-73-2127

メールアドレス:sogonogyoshikenjo@pref.miyazaki.lg.jp