掲載開始日:2021年10月8日更新日:2021年10月8日
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新型コロナウイルス感染症の影響で、献血バスの受入先が減少しています。
血液は人工的に作ることができず、長期保存もできません。病気や怪我で血液製剤を必要とする方々は、皆さまの善意の献血により救われています。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、各種イベントの中止、企業等におけるテレワーク・時差出勤の実施などの対応がなされ、それにより企業等で実施予定の献血が中止になるなど、献血にも影響が出ております。
献血計画と比較して、全国的に献血者が不足しており、安定的な献血者の確保ができていない状況です。この状況が続くと、必要な患者さんに血液が届けられなくなる可能性があります。
手軽で身近な人助け、献血に御協力をお願いします。
なお、「献血を実施する採血業」は、新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和2年3月28日(令和2年4月7日改正)新型コロナウイルス感染症対策本部決定)の別添「緊急事態宣言時に事業の継続が求められる事業者」に含まれます。
献血の受入れにあたり、宮崎県赤十字血液センターでは以下の対策などを講じています。
成分採血装置を使用して、血小板や血漿といった特定の成分だけを採血する方法です。回復に時間のかかる赤血球は体内に戻すため、全血献血と比べ体への負担が軽く、多くの血漿や血小板を採血できます。
成分献血は、献血ルーム「カリーノ」で行えます。受付から終了まで90~120分程度かかります。
献血ルーム「カリーノ」での成分献血は予約が可能ですので、献血される方が一時期に集中するのを防ぐためにも、お電話又はウェブサイト「ラブラッド」(外部サイトへリンク)からの御予約に御協力ください。
200mLまたは400mLの血液(全血)を採血する方法です。最近は医療機関等の需要に合わせ、400mL献血の御協力をお願いしています。
全血献血は、献血ルーム「カリーノ」または移動献血バスで行えます。受付から終了まで約40~60分程度かかります。
宮崎県赤十字血液センターより献血バス配車の依頼等があった場合には、積極的に御協力いただきますようお願いします。また、宮崎県赤十字血液センターでは、献血に御協力いただける企業・団体を募集しております。
詳細及び献血バスの運行情報は宮崎県赤十字血液センターホームページ(外部サイトへリンク)を御確認ください。
福祉保健部薬務対策課
〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号
電話:0985-26-7060
ファクス:0985-44-2753