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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2012年第46号

第14巻第46号[宮崎県第46週(11/12〜11/18)全国第45週(11/5〜11/11)

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第46週の発生動向

定点医療機関からの報告総数は1,159人(定点あたり34.1)で、前週比94%と減少した

インフルエンザ・小児科定点からの報告

前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病であった。

【感染性胃腸炎】

  • 報告数は807人(22.4)で前週比109%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値(10.5)の約2倍である。小林(47.3)、日南(44.3)、都城(40.8)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

【咽頭結膜熱】

  • 報告数は58人(1.6)で前週比104%と横ばいであった。例年同時期の定点あたり平均値(0.33)の約5倍である。延岡(3.8)、日南(3.3)保健所からの報告が多く、年齢別では6ヶ月から2歳が全体の約4割を占めた。
  • 手足口病は、流行警報レベル終息基準値(2.0)を下回りました。
基幹定点からの報告
  • 無菌性髄膜炎:宮崎市(1人)保健所から報告された。患者は2ヶ月で、病原体は不明。
  • マイコプラズマ肺炎:高鍋(1人)保健所から報告された。患者は10歳代。
流行警報レベル開始基準値超過疾患

全数把握対象疾患

  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核5例。
  • 3類感染症
    報告なし。
  • 4類感染症
    報告なし。
  • 5類感染症
    報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2012年第1週〜46週)

( )内は今週届出分、再掲

全国第45週の発生動向

定点医療機関あたりの患者報告総数は16.7で、前週比136%と増加した。今週増加した主な疾患は感染性胃腸炎とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

感染性胃腸炎の報告数は27,565人(8.8)で、前週比157%と増加した。宮崎県(20.5)、兵庫県(19.9)、石川県(18.4)からの報告が多く、年齢別では1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は5,226人(1.7)で、前週比135%と増加した。山形県(4.2)、山口県(3.6)、北海道・富山県・宮崎県(2.6)からの報告が多く、年齢別では4歳から7歳が全体の約半数を占めた。

全数把握対象疾患(全国第45週)

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