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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2012年第47号

第14巻第47号[宮崎県第47週(11/19〜11/25)全国46週(11/12〜11/18)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第47週の発生動向

定点医療機関からの報告総数は1,506人(定点あたり43.6)で、前週比128%と増加した。

インフルエンザ・小児科定点からの報告

前週に比べ増加した主な疾患は水痘と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病であった。

【水痘】

  • 報告数は100人(2.8)で前週比175%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値(2.2)の約1.3倍である。延岡(8.0)、都城(4.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から3歳が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】

  • 報告数は1,123人(31.2)で前週比139%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値(11.3)の約3倍である。小林(96.0)、中央(42.0)、都城(37.5)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から2歳が全体の約3割を占めた。

【咽頭結膜熱】

  • 報告数は62人(1.7)で前週比107%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値(0.31)の約5.5倍である。延岡(5.5)、日南(5.3)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から3歳が全体の約半数を占めた。
基幹定点からの報告
  • マイコプラズマ肺炎:日南(1人)保健所から報告された。患者は80歳代。
流行警報レベル開始基準値超過疾患

全数把握対象疾患

  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    報告なし。
  • 3類感染症
    腸管出血性大腸菌感染症1例。
  • 4類感染症
    E型肝炎1例、つつが虫病4例。
  • 5類感染症
    報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2012年第1週〜47週)

( )内は今週届出分、再掲

病原体情報 (衛生環境研究所微生物部 平成24年11月27日までに検出)

細菌

ウイルス

報告なし。

全国第46週の発生動向

定点医療機関あたりの患者報告総数は19.5で、前週比117%と増加した。今週増加した主な疾患は感染性胃腸炎と水痘で、減少した主な疾患は流行性耳下腺炎であった。

感染性胃腸炎の報告数は35,862人(11.4)で、前週比130%と増加した。宮崎県(22.4)、福岡県(20.0)、大分県(19.4)からの報告が多く、年齢別では1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

水痘の報告数は4,045人(1.3)で、前週比117%と増加した。山形県(3.2)、新潟県(2.6)、長野県(2.5)からの報告が多く、年齢別では1歳から5歳が全体の約8割を占めた。

全数把握対象疾患(全国第46週)

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