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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2013年第7号

第15巻第7号[宮崎県第7週(2/11〜2/17)全国第6週(2/4〜2/10)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県平成25年第7週の発生動向

定点医療機関からの報告総数は1,882人(定点あたり44.0)で、前週比74%と減少した。
前週に比べ増加した主な疾患は水痘で、減少した主な疾患はインフルエンザであった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【水痘】

  • 報告数は130人(3.6)で前週比126%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値(4.0)の約9割である。日南(10.7)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から4歳が全体の約8割を占めた。

【インフルエンザ】

  • 報告数は963人(16.3)で前週比56%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値(22.5)の約7割である。小林(28.6)、都城(23.8)保健所からの報告が多く、年齢別では5歳以下が全体の35%、6〜9歳が17%、10〜14歳が16%、15〜19歳が5%、20歳代から50歳代が22%、60歳以上が5%を占めた。

基幹定点からの報告
  • マイコプラズマ肺炎:延岡・日南(各1人)保健所から報告された。患者はどちらも7歳であった。
流行警報レベル開始基準値超過疾患

全数把握対象疾患

  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核4例。
  • 3類感染症
    腸管出血性大腸菌感染症3例。
  • 4類感染症
    報告なし。
  • 5類感染症
    報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2013年第1週〜7週)

( )内は今週届出分、再掲

病原体情報(衛生環境研究所微生物部 平成25年2月17日までに検出

ノロウイルス検出情報

検出なし。(検査依頼なし)

全国第6週の発生動向

定点医療機関あたりの患者報告総数は40.5で、前週比82%と減少した。今週増加した主な疾患は水痘で、減少した主な疾患はインフルエンザであった。

イ水痘の報告数は4,066人(1.3)で、前週比132%と増加した。沖縄県(3.2)、鹿児島県(3.1)、宮崎県(2.9)からの報告が多く、年齢別では1歳から5歳が全体の約8割を占めた。

インフルエンザの報告数は131,544人(26.7)で、前週比75%と減少した。愛知県(42.5)、鹿児島県(40.7)、新潟県(39.6)からの報告が多く、年齢別では5歳以下が28%、6〜9歳が20%、10〜14歳が16%、15〜19歳が5%、20歳代から50歳代が24%、60歳以上が7%を占めた。

全数把握対象疾患(全国第6週)

  • 風しん:東京都(60例)からの報告が多い。

インフルエンザ情報《県内第7週、全国第6週(再掲)》

県内7週インフルエンザ発生動向

平成25年2月11日〜2月17日までの1週間で963人(定点あたり16.3)の報告があり、前週の約6割に減少した(図1)。例年同時期の定点あたり平均値(22.5)の約7割である。保健所別報告数を(図2)、年齢群別患者発生割合を(図3)に示す。

全国第6週インフルエンザ発生動向

平成25年2月4日〜2月10日までの1週間で131,544人(26.7)の報告があり、前週比75%と減少した。愛知県(42.5)、鹿児島県(40.7)、新潟県(39.6)からの報告が多く、年齢別では5歳以下が28%、6〜9歳が20%、10〜14歳が16%、15〜19歳が5%、20歳代から50歳代が24%、60歳以上が7%を占めた。

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