第15巻第16号[宮崎県第16週(4/15〜4/21)全国第15週(4/8〜4/14)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所
定点医療機関からの報告総数は1,177人(定点あたり30.3)で、前週比139%と増加した。
前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は水痘であった。
定点医療機関あたりの患者報告総数は14.5で、前週比97%と横ばいであった。今週増加した主な疾患は手足口病とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はインフルエンザであった
手足口病の報告数は868人(0.28)で、前週比147%と増加した。沖縄県(4.9)、島根県(2.5)、福岡県(1.9)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月から2歳が全体の約8割を占めた。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は5,100人(1.6)で、前週比112%と増加した。鳥取県・石川県(4.5)、富山県(4.0)、新潟県(3.5)からの報告が多く、年齢別では3歳から7歳が全体の約6割を占めた。