第15巻第20号[宮崎県第20週(5/13〜5/19)全国第19週(5/6〜5/12)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所
風しん(全数把握対象)の報告が2例あり、20週までの累積報告数が16例となった。今週の2例は宮崎市保健所からの報告で、どちらも40歳代であった。ワクチン接種歴はともに不明であった。
定点医療機関からの報告総数は982人(定点あたり24.8)で、前週比103%と横ばいであった。
前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はインフルエンザであった。
定点医療機関あたりの患者報告総数は16.6で、前週比127%と増加した。今週増加した主な疾患は水痘と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はインフルエンザであった。
水痘の報告数は4,877人(1.6)で、前週比167%と増加した。宮崎県(3.3)、愛媛県・沖縄県(各3.2)、福岡県(3.1)からの報告が多く、年齢別では1歳から5歳が全体の約8割を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は25,357人(8.0)で、前週比134%と増加した。大分県(18.4)、新潟県(15.0)、島根県(13.4)からの報告が多く、年齢別では1歳から3歳が全体の約4割を占めた。