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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2013年第31号

第15巻第31号[宮崎県第31週(7/29〜8/4)全国第30週(7/22〜7/28)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県平成25年第31週の発生動向

定点医療機関からの報告総数は782人(定点あたり24.7)で、前週比97%と横ばいであった。

前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱で、減少した主な疾患は手足口病であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【手足口病】

  • 報告数は220人(6.1)で前週比87%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(4.8)の約1.3倍である。日向(11.0)、宮崎市(10.1)保健所からの報告が多く、年齢別では6ヶ月から3歳が全体の約9割を占めた。

【RSウイルス感染症】

  • 報告数は33人(0.92)で前週比236%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(0.29)の約3倍である。延岡(3.0)保健所からの報告が多く、年齢別では6ヶ月から1歳が全体の約7割を占めた。
    * 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

流行警報レベル開始基準値超過疾患

全数把握対象疾患(31週までに届出のあったもの)

  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核10例。
  • 3類感染症
    報告なし。
  • 4類感染症
    報告なし。
  • 5類感染症
    劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2013年第1週〜31週)

( )内は今週届出分、再掲

全国第30週の発生動向

定点医療機関あたりの患者報告総数は20.5で、前週比109%と増加した。今週増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、大きく減少した疾患はなかった。

手足口病の報告数は27,773人(8.8)で前週比109%と増加した。埼玉県(18.4)、東京都(15.8)、香川県(14.5)からの報告が多く、年齢別では1歳から3歳が全体の約7割を占めた。

ヘルパンギーナの報告数は10,618人(3.4)で前週比119%と増加した。高知県(8.9)、山形県(6.3)、新潟県(6.2)からの報告が多く、年齢別では1歳から4歳が全体の約7割を占めた。

全数把握対象疾患(全国第30週)

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