第16巻第35号[宮崎県第35週(8/25〜8/31)全国第34週(8/18〜8/24)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【RSウイルス感染症】
- 報告数は24人(0.67)で前週と比較して大幅に増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(2.5)の約0.3倍であった。年齢別では6ヶ月以上1歳未満が全体の約4割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比120%と増加した。今週増加した主な疾患は感染性胃腸炎と伝染性紅斑で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。
感染性胃腸炎の報告数は10,042人(3.2)で、前週比133%と増加した。大分県(7.1)、島根県(6.2)、宮崎県(6.1)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜2歳が全体の約4割を占めた。
伝染性紅斑の報告数は635人(0.20)で、前週比200%と増加した。宮城県(1.2)、新潟県(0.98)、青森県(0.88)からの報告が多く、年齢別では4〜5歳が全体の約4割を占めた。