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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2014年第45号

第16巻第45号[宮崎県第45週(11/3〜11/9)全国第44週(10/27〜11/2)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛 生環境研究所

宮崎県第45週の発生動向

全数報告の感染症(45週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核11例。
  • 3類感染症
    報告なし。
  • 4類感染症
    報告なし。
  • 5類感染症
    アメーバ赤痢1例、カルバペネム耐性腸内細菌感染症1例、後天性免疫不全症候群1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2014年第1週〜45週)

( )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

  • 定点医療機関からの報告総数は439人(定点あたり12.5)で、前週比73%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜炎とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と手足口病であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【RSウイルス感染症】

  • 報告数は53人(1.5)で、前週比47%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(1.6)の約0.9倍であった。年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

【咽頭結膜熱】

  • 報告数は30人(0.83)で、前週比158%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(0.83)と同じであった。延岡(4.8)保健所からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が約4割を占めた。

【水痘】

  • 報告数は53人(1.5)で、前週比102%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点あたり平均値*(1.5)と同程度であった。年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。

流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

全国第44週の発生動向

全数報告の感染症(全国第44週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比115%と増加した。今週増加した疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

RSウイルス感染症の報告数は3,423人(1.1)で、前週比127%と増加した。熊本県(3.3)、山形県(3.2)、宮崎県(3.1)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は13,229人(4.2)で、前週比117%と増加した。大分県(7.1)、香川県(6.7)、富山県(6.5)からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約半数を占めた。

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