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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2014年第46号

第16巻46号[宮崎県第46週(11/10〜11/16)全国第45週(11/3〜11/9)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛 生環境研究所

宮崎県第46週の発生動向

全数報告の感染症(46週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核6例。
  • 3類感染症
    報告なし。
  • 4類感染症
    レジオネラ症1例。
  • 5類感染症
    後天性免疫不全症候群1例、侵襲性肺炎球菌感染症1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2014年第1週〜46週)

( )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

  • 定点医療機関からの報告総数は541人(定点あたり16.5)で、前週比133%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と手足口病で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナであった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【感染性胃腸炎】

  • 報告数は239人(6.6)で、前週比137%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(12.6)の約0.5倍であった。年齢別では1〜3歳が全体の約4割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

【咽頭結膜熱】

  • 報告数は28人(0.78)で、前週比93%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(0.89)の約0.9倍であった。中央(3.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳が約4割を占めた。

【水痘】

  • 報告数は62人(1.7)で、前週比117%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(1.9)の約0.9倍であった。年齢別では1〜2歳が全体の約6割を占めた。

流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 平成26年11月17日までに検出)

細菌

ウイルス

全国第45週の発生動向

全数報告の感染症(全国第45週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比96%とほぼ横ばいであった。今週増加した疾患はインフルエンザと水痘で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

RSウイルス感染症の報告数は3,343人(1.1)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。鳥取県(3.5)、山形県(3.3)、島根県(3.2)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。

水痘の報告数は3,042人(0.97)で、前週比115%と増加した。新潟県・長野県(2.1)、青森県・山形県・福井県(1.6)からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約6割を占めた。

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