• 1類感染症：報告なし。
• 2類感染症：結核1例。
• 3類感染症：報告なし。
• 4類感染症：レジオネラ症1例。
• 5類感染症：侵襲性インフルエンザ菌感染症1例。侵襲性肺炎球菌感染症1例。

( 　 )内は今週届出分、再掲

定点医療機関からの報告総数は1,637人（定点当たり35.3）で、前週比91％と減少した。前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と伝染性紅斑で、減少した主な疾患はインフルエンザであった。

【インフルエンザ】
報告数は1,087人(18.4)で、前週比84％と減少した。例年同時期の定点当たり平均値＊(25.6)の約0.7倍であった。日南(33.8)、中央(27.5)、都城(24.4)保健所からの報告が多く、年齢別は5〜9歳が全体の約3割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は329人(9.1)で、前週比96％とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値＊(12.4)の約0.7倍であった。小林(20.0)、日南(13.7)、高千穂（13.0）保健所からの報告が多く、年齢別は1〜4歳が全体の約半数を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は32人(0.89)で、前週比119％と増加した。例年同時期の定点当たり平均値＊(0.77)の約1.2倍であった。日南(4.3)、高千穂(4.0)、延岡（2.0）保健所からの報告が多く、年齢別は1〜3歳が全体の約8割を占めた。

＊過去5年間の当該週、前週、後週（計15週）の平均値

〇マイコプラズマ肺炎：小林保健所から1例報告があった。70歳代であった。

○感染性胃腸炎（ロタウイルス）：日向保健所から2例報告があった。0〜4歳で、病原体の群別は不明であった。

麻しんの報告数は5例で前週比約0.8倍と減少した。三重県、兵庫県、広島県(各1例)、九州地方からの報告は福岡県(2例)であった。年齢別で10歳未満及び30歳代が各2例ずつ、40歳代が1例であった。

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比79％と減少した。前週と比較して増加した主な疾患はなく、減少した主な疾患はインフルエンザとRSウイルス感染症であった。

インフルエンザの報告数は83,714人(16.9)で前週比71％と減少した。例年同時期の定点当たり平均値＊(23.3)の約0.7倍であった。福井県(26.3)、長野県(26.1)、長�ｱ県（25.1）からの報告が多く、年齢別では5〜9歳が全体の約3割を占めた。

咽頭結膜熱の報告数は1,156人(0.37)で前週比103％とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値＊(0.30)の約1.2倍であった。石川県(1.1)、宮崎県(0.75)、佐賀県（0.74）からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約7割を占めた。

＊ 過去5年間の当該週、前週、後週（計15週）の平均値

2017年2月27日〜3月5日までの1週間で1,087人（定点あたり18.4）の報告があった。前週の約0.8倍と減少し、例年同時期の定点当たり平均値＊（25.6）の約0.7倍であった（図１）。保健所別推移を図2に示す。年齢群別では5歳未満が全体の25％、5-9歳が28％、10-14歳が16％、15-19歳が3％、20-59歳が19％、60歳以上が9％を占めた。（図3）

2017年2月20日〜2月26日までの1週間で83,714人（16.9）で前週比71％と減少した。福井県（26.3）、長野県（26.1）、長�ｱ県（25.1）からの報告が多い。年齢別では5歳未満が全体の21％、5-9歳が28％、10-14歳が16％、15-19歳が5％、20-59歳が21％、60歳以上が9％であった。

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宮崎県感染症週報2017年第9号（PDFファイル / 744KB）

宮崎県内の患者発生状況（定点把握対象疾患（週報）（PDFファイル / 364KB）

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