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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2017年第43号

第19巻43号[宮崎県第43週(10/23〜10/29)全国第42週(10/16〜10/22)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第43週の発生動向

全数報告の感染症(43週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核3例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:報告なし。
  • 5類感染症:カルバペネム耐性腸内細菌感染症1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2017年第1週〜43週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関からの報告総数は605人(定点当たり18.5)で、前週比95%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと手足口病で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎である。

インフルエンザ・小児科定点からの報告

【咽頭結膜熱】
報告数は48人(1.3)で、前週比145%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.84)の約1.6倍である。小林(6.3)、都城(3.5)保健所からの報告が多く、年齢別は1〜2歳が全体の約6割を占めた。

【流行性耳下腺炎】
報告数は20人(0.56)で、前週比133%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(0.60)の約0.9倍である。日南(3.0)保健所からの報告が多く、年齢別は5〜8歳が全体の70%を占めた。

【インフルエンザ】
報告数は26人(0.44)で、前週比433%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.01)の約44倍である。高鍋(4.0)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告

報告なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

全国2017年第42週の発生動向

全数報告の感染症(全国第42週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比109%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と伝染性紅斑である。

咽頭結膜熱の報告数は1,390人(0.44)で前週比113%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.25)の約1.8倍である。北海道(2.4)、山形県(2.0)、鳥取県(1.1)からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約6割を占めた。

* 過去5 年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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