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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2018年第25号

第20巻第25号[宮崎県第25週(6/18〜6/24)全国第24週(6/11〜6/17)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第25週の発生動向

全数報告の感染症(25週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核5例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:日本紅斑熱1例。
  • 5類感染症:クロイツフェルト・ヤコブ病1例、百日咳8例。

全数把握対象疾患累積報告数(2018年第1週〜25週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関からの報告総数は847人(定点当たり24.9)で、前週比86%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はヘルパンギーナで、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病及び流行性耳下腺炎である。RSウイルス感染症は例年より多い状況が続いている。

インフルエンザ・小児科定点からの報告

【手足口病】
報告数は295人(8.4)で、前週比82%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(4.0)の約2.1倍である。日南(19.0)、日向(16.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1〜4歳が全体の約8割を占めている。


*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告

報告なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

全国2018年第24週の発生動向

全数報告の感染症(全国第24週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比95%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はヘルパンギーナで、減少した主な疾患は水痘である。

RSウイルス感染症の報告数は1,060人(0.34)で前週比113%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.13)の約2.6倍である。沖縄県(4.6)、新潟県(1.0)からの報告が多く、年齢群別では2歳以下が全体の約9割を占めている。

流行性角結膜炎の報告数は701人(1.0)で前週比97%とほぼ横ばいであり、例年同時期の定点当たり平均値*(0.71)の約1.4倍である。神奈川県、宮崎県(各2.8)、山梨県(2.7)からの報告が多く、年齢群別では6歳以下が全体の約3割を占めている。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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