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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2018年第46号

第20巻第46号[宮崎県46週(11/12〜11/18)全国第45週(11/5〜11/11)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第46週の発生動向

全数報告の感染症(46週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核2例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:つつが虫病10例。
  • 5類感染症:百日咳6例。

全数把握対象疾患累積報告数(2018年第1週〜46週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関からの報告総数は716人(定点当たり23.3)で、前週比100%と横ばいであった。なお、前週に比べ増加した疾患はインフルエンザと伝染性紅斑及び水痘で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とヘルパンギーナである。

インフルエンザ・小児科定点からの報告

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は108人(3.1)で、前週比101%とほぼ横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約1.7倍である。延岡(7.3)、高鍋(5.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では5〜7歳が全体の約4割を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は446人(12.7)で、前週比100%と横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(11.6)の約1.1倍である。小林(25.3)、日南(18.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では1〜3歳が全体の4割を占めている。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告

報告なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 平成30年11月19日までに検出)

細菌

ウイルス

報告なし。

全国2018年第45週の発生動向

全数報告の感染症(全国第45週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比123%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はインフルエンザと伝染性紅斑及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナである。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は7,671人(2.4)で前週比128%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(1.9)の約1.3倍である。鳥取県(4.0)、山口県・福岡県(各3.9)からの報告が多く、年齢群別では4〜7歳が全体の約5割を占めている。

伝染性紅斑の報告数は2,030人(0.6)で前週比145%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(0.2)の3.2倍である。宮城県(5.0)、新潟県(1.7)からの報告が多く、年齢群別では3〜7歳が全体の約7割を占めている。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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