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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2021年第33号

第24巻第33号[宮崎県33週(8/16〜8/22) 全国第32週(8/9〜8/15)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第33週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が812例あり、2021年の累積報告数は3,749例となった。1週当たりの報告数としては、第1週の449例を超える過去最多となった。
全数報告の感染症(33週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核1例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:日本紅斑熱1例、レジオネラ症1例。
  • 5類感染症:梅毒1例。


新型インフルエンザ等感染症(33週までに新たに届出のあったもの)

全数把握対象疾患累積報告数(2021年第1週〜第33週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は349人(定点当たり10.5)で、前週比110%と増加した。なお、前週に比べ増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と流行性耳下腺炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎

報告数は157人(4.4)で、前週比123%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.6)の約0.8倍であった。中央(11.0)、都城(8.2)、高千穂(7.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1〜5歳が全体の約7割を占めた。

【手足口病】

報告数は53人(1.5)で、前週比757%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.7)の約0.9倍であった。延岡(7.3)、高鍋(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1〜2歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

報告なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

全国2021年第32週の発生動向

全数報告の感染症

※新型コロナウイルス感染症の全国の報告数について、現在、発生届の報告を新システム(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS))へ移行中のため、移行が終了するまで掲載を控えさせていただきます。

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比66%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナであった。

RSウイルス感染症の報告数は7,469人(2.5)で前週比68%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.97)の約2.5倍であった。新潟県(10.4)、高知県(10.0)、徳島県(9.4)からの報告が多く、年齢群別では0歳から3歳が全体の約9割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は4,495人(1.5)で前週比63%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.8)の約0.5倍であった。大分県(5.1)、香川県(4.6)、宮崎県(3.6)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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