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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2021年第39号

第24巻第39号[宮崎県39週(9/27〜10/3) 全国第38週(9/20〜9/26)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第39週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が10例あり、2021年の累積報告数は5,245例となった。
全数報告の感染症(39週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核1例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:日本紅斑熱1例。
  • 5類感染症:ウイルス性肝炎1例、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、水痘(入院例)1例、梅毒4例。


新型インフルエンザ等感染症(39週までに新たに届出のあったもの)

全数把握対象疾患累積報告数(2021年第1週〜第39週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は473人(定点当たり13.5)で、前週(祝祭日の休診含む)比104%とほぼ横ばいであった。なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症、咽頭結膜熱及びヘルパンギーナであった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【手足口病

報告数は185人(5.1)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約4.3倍であった。中央(11.0)、高鍋(9.8)、日向(8.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。

【ヘルパンギーナ】

報告数は47人(1.3)で、前週比71%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)の約1.2倍であった。中央(6.0)、日向(2.5)、延岡(2.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

全国2021年第38週の発生動向

全数報告の感染症

※新型コロナウイルス感染症の全国の報告数について、現在、発生届の報告を新システム(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS))へ移行中のため、移行が終了するまで掲載を控えさせていただきます。

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比84%と減少した(祝祭日の休診含む)。なお、前週と比較して増加した主な疾患は手足口病で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及びヘルパンギーナであった。

感染性胃腸炎の報告数は5,916人(1.9)で前週比82%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.9)の約0.7倍であった。徳島県(6.6)、大分県(4.9)、福岡県(3.7)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

手足口病の報告数は3,109人(1.0)で前週比123%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約0.7倍であった。大分県(8.4)、福岡県(8.1)、熊本県(5.6)からの報告が多く、年齢群別では6ヵ月から3歳が全体の約9割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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