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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2021年第43号

第24巻第43号[宮崎県43週(10/25〜10/31) 全国第42週(10/18〜10/24)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第43週の発生動向

全数報告の感染症(43週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核3例。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症1例。
  • 4類感染症:つつが虫病1例、日本紅斑熱1例、レジオネラ症1例。
  • 5類感染症:梅毒2例。


全数把握対象疾患累積報告数(2021年第1週〜第43週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は614人(定点当たり17.3)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は水痘であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】

報告数は157人(4.4)で、前週比107%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(6.5)の約0.7倍であった。小林(9.7)、都城(8.3)、日南(5.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約6割を占めた。

【手足口病】

報告数は310人(8.6)で、前週比99%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約5.8倍であった。中央(24.0)、宮崎市(15.2)、日南(12.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

全国2021年第42週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比96%とほぼ横ばいであった。なお、前週と比較して増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はRSウイルス感染症、水痘及び流行性耳下腺炎であった。

手足口病の報告数は5,110人(1.6)で前週比95%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)の約1.5倍であった。大分県(9.8)、佐賀県(9.7)、宮崎県(8.7)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約7割を占めた。

ヘルパンギーナの報告数は2,231人(0.71)で前週比100%と横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(0.39)の約1.8倍であった。大分県(3.0)、山口県(2.7)、鳥取県(2.6)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約8割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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