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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2023年第7号

第25巻第7号 [宮崎県第7週 (2/13〜2/19) 全国第6週(2/6〜2/12)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和5年第7週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が1,026例あり、先週(1,877例)の約0.5倍であった。2023年の累積報告数は52,670例となった。※詳細は宮崎県新型コロナウイルス感染症特設サイトを御覧ください。
全数報告の感染症(7週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核1例。
  • 3類感染症:腸チフス1例。
  • 4類感染症:レジオネラ症1例。
  • 5類感染症:ウイルス性肝炎1例、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、梅毒2例。

 

全数把握対象疾患累積報告数(2023年第1週〜第7週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は1,652人(定点当たり35.8)で、前週比92%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、咽頭結膜熱及びA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと流行性耳下腺炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【インフルエンザ】

報告数は1,049人(18.1)で、前週比78%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(14.2)の約1.3倍であった。延岡(40.6)、小林(24.5)、日向(21.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は5歳から9歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】

報告数は521人(14.5)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(9.2)の約1.6倍であった。中央(29.0)、小林(20.3)、都城(18.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 令和5年2月20日までに検出)

細菌

なし

ウイルス

全国2023年第6週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比98%とほぼ横ばいであった。なお、前週と比較して増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患は水痘、手足口病及びヘルパンギーナであった。

インフルエンザの報告数は63,786人(12.9)で前週比102%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(16.1)の約0.8倍であった。福井県(45.0)、石川県(40.5)、沖縄県(30.3)からの報告が多く、年齢群別では5歳から9歳が全体の約4割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は22,843人(7.3)で前週比92%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(4.9)の約1.5倍であった。大分県(14.4)、富山県(14.0)、宮崎県(13.9)からの報告が多く、年齢群別では1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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