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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2023年第16号

※次回の感染症週報は、連休の関係で5月11日発出となります。

第25巻第16号 [宮崎県第16週 (4/17〜4/23) 全国第15週(4/10〜4/16)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和5年第16週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が340例あり、先週(244例)の約1.4倍であった。2023年の累積報告数は56,476例となった。※詳細は宮崎県新型コロナウイルス感染症特設サイトを御覧ください。
全数報告の感染症(16週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核3例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:日本紅斑熱1例。
  • 5類感染症:梅毒3例、播種性クリプトコックス症1例。

 

全数把握対象疾患累積報告数(2023年第1週〜第16週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は703人(定点当たり19.2)で、前週比114%と増加した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、RSウイルス感染症及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】

報告数は352人(9.8)で、前週比95%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(6.8)の約1.4倍であった。都城(21.7)、日南(19.0)、中央(18.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約6割を占めた。

【ヘルパンギーナ】

報告数は67人(1.9)で、前週比191%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.30)の約6.1倍であった。宮崎市(4.3)、延岡(2.0)、高鍋(1.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

全国2023年第15週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比105%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はRSウイルス感染症、手足口病及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患はインフルエンザであった。

RSウイルス感染症の報告数は2,711人(0.87)で前週比164%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.44)の約2.0倍であった。鹿児島県(4.3)、福井県(3.7)、佐賀県(2.5)からの報告が多く、年齢群別では6ヵ月から3歳が全体の約8割を占めた。

ヘルパンギーナの報告数は577人(0.18)で前週比180%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.03)の約6.3倍であった、熊本県(2.7)、長崎県(2.0)、佐賀県(1.2)からの報告が多く、年齢群別では1歳から4歳が全体の約8割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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