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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報1号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)に注意しましょう。(1月4日〜1月10日)

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)の報告が増えています。地域別では日南市、小林市周辺からの報告が多く、4歳以下の子どもたちが多く感染しています。

この病気は、ウイルスや細菌などに感染することによっておこる急性の胃腸炎で、嘔吐と下痢が主な症状ですが、熱が出たり、おなかが痛くなることもあります。嘔吐や下痢によって脱水症を起こすことがありますので、水分補給に努めましょう。

感染を予防するためには、石けんと流水による手洗いが最も重要です。トイレの後、調理や食事の前には必ず手を洗いましょう。家族内に患者さんがいる場合には、家庭内での二次感染を防ぐようにしましょう。下痢等の症状が改善した後も、原因の病原体が便中に排出されることがあるので注意しましょう。

また、都城市、国富町、日南市周辺で水ぼうそうの報告が増えています。2歳以下の子どもたちが多く感染しています。

ンフルエンザの報告数は先週の約8割と減少しましたが、小林市周辺で依然として警報レベルを超えた高い状態が続いているので引き続き注意しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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