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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報3号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)と水ぼうそうが増えています。(1月18日〜1月24日)

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)は日南市、小林市、都城市、宮崎市、高鍋町周辺からの報告が多く警報レベルを超えています。5歳以下の小さなこども達が多く感染していますが、高齢者を含めた幅広い年齢層で報告されています。

嘔吐と下痢が主な症状ですが、熱が出たり、嘔吐や下痢によって脱水症を起こす場合もあります。

感染を予防するためには、手洗いが最も重要です。トイレの後、調理や食事の前には必ず石けんで手を洗いましょう。

水ぼうそうは都城市周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。その他日向市、日南市周辺からの報告も増えています。1歳から3歳のこどもたちが多く感染しています。

感染すると37〜39度の熱が出て、それと同時に強いかゆみの伴った小さな水ぶくれが全身にできます。水ぶくれは3〜4日たつと破れて乾き、黒いかさぶたになりかゆみもおさまってきます。人にうつる力が強いので、水ぶくれが完全に乾くまで、外出は控えましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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