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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報6号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)と水ぼうそうに注意しましょう。(2月8日〜2月14日)

冬に発生する嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)のほとんどがウイルスによるものです。ウイルスを原因とする嘔吐下痢症への特別な治療法はなく、つらい症状を軽減するための処置(対症療法)が行われます。乳幼児や高齢者では嘔吐や下痢によって脱水症状を起こすことがありますので注意しましょう。特に乳児の場合には病気の進行が急速なことが少なくないので、発熱、下痢、嘔吐などの症状があらわれたときには、早めに医療機関を受診しましょう。薬物等による治療効果は弱いので予防が肝心です。感染を予防するために石けんでの手洗い、うがいをしましょう。また、十分な睡眠と栄養を取り、体調を良好に保ちましょう。

水ぼうそうは延岡市周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。1歳から3歳のこどもたちが多く感染しています。 水ぼうそうは気道を介して飛まつ感染するか、水ぶくれや粘膜の排出物から接触感染することによりうつります。人にうつる力が強いので、水ぶくれが完全に乾くまで外出や登園は控えましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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