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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報7号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)の予防。(2月15日〜2月21日)

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)は前の週に比べ減少はしましたが、依然として流行が続いています。

この病気はウイルスや細菌などに感染することによっておこります。

二次感染を予防するためには、石けんでの手洗いが重要です。普段から調理の前や食事の前、トイレの後は石けんをよく泡立てて手指から手首までを十分に洗いましょう。石けんを使い十分にこすり洗いし、水で洗い流すことにより、ウイルスは大幅に減少します。また、便や嘔吐物を処理するときには「すぐに拭き取る」、「乾燥させない」、「消毒する」の3原則をまもりましょう。

ノロウイルスの消毒には、塩素系消毒が有効です。嘔吐物を新聞等で拭き取って、薄めた市販の塩素系漂白剤をペーパータオル等にしみこませ、できるだけ広い範囲を浸すように拭き取ります。その汚物等はビニール袋に入れて密閉し、燃えるゴミとして処理しましょう。処理時、処理後は窓を開ける等換気を十分にしましょう。また、ウイルスは熱を加えると死滅するので、カーペット等はスチームアイロン、衣類は熱湯で処理する方法もあります。


宮崎県衛生環境研究所
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