所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報26号

おたふくかぜが増えています。(6月28日〜7月4日)

おたふくかぜの報告が増えています。過去5年間で2番目に多い報告数となっています。日向市、延岡市周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。年齢別では3歳から7歳のこども達が多く感染しています。

おたふくかぜにかかると、軽い熱がでて耳の下(耳下腺)やあごの下が腫れます。熱は、耳下腺が腫れる前からでて、腫れがピークになるころまで続きます。高熱や頭痛、嘔吐などの症状があるときは重い合併症も考えられますので、すぐに診察をしてもらいましょう。

人にうつりやすい時期は、腫れが出る2〜3日前から発症後1週間ほどです。その間は、外出を控え、ほおを冷やすなどして家で静かに過ごしましょう。

予防接種は1歳から受けることができますが、任意ですので費用がかかります。症状の出る前から人にうつることもあるので、家族の方がかかったあとにワクチンを接種しても防ぐことができません。接種時期などはかかりつけの医療機関にご相談ください。

手足口病は日南市、都城市、日向市周辺から、ヘルパンギーナは日南市、延岡市周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。石けんでの手洗い、うがいを徹底しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930