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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報30号

食中毒を起こさないために。(7月26日〜8月1日)

厳しい暑さが続いています。この時期は、食中毒の発生や腸管出血性大腸菌感染症(O157等)の感染が心配されます。食中毒はいろいろな原因でおこりますが、夏に多いのは細菌によるものです。

家庭内ではつぎのことに注意し予防しましょう。(1) 調理の前、食事の前、トイレの後、介護や看護の後は石けんで十分に手を洗いましょう。(2) 台所は整理整頓し、まな板やふきんなどの調理器具はきれいに洗い、消毒を行うなどして清潔に保ちましょう。(3) ハエ、ゴキブリ等は駆除しましょう。(4) 食材は流水で十分に洗い調理しましょう。(5) 肉や魚などの生鮮食品はできるだけ早く調理しましょう。(6) 調理するときは、食材を十分に加熱しましょう。(7) 冷やして食べるものや加熱できないものは食べる直前まで低温(10度以下)で保管しましょう。(8) できあがった料理はなるべく早く食べるようにしましょう。(9) 冷蔵庫内の清掃を定期的に行いましょう。

食中毒を防ぐためには、これらのことを日頃から心がけておくことが大切です。

下痢や嘔吐などで脱水症状を起こさないよう注意し、体調が悪いときには無理をせず早めに医療機関を受診しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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