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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報42号

インフルエンザにかからないために。(10月18日〜10月24日)

インフルエンザの流行が心配される時期となりました。予防する有効な方法は、食事の前や外出から戻ったときのうがいと石けんでの手洗い、バランスのよい食事と十分な休養、それから予防接種をうけることです。

今週報告のあったインフルエンザA型5例について遺伝子検査を実施した結果、A香港型が検出されました。県内でA香港型が検出されたのは今シーズン初めてです。全国的にはA香港型が新型より多く検出されています。

ワクチンは接種してから抗体が出来るまでに約2週間かかります。必要に応じ早めにワクチン接種をしておきましょう。また、高齢者や持病、卵や鶏肉のアレルギーをお持ちの方は事前に医療機関に相談しましょう。

ワクチンをうっても100%インフルエンザを防ぐことはできませんが、発症やかかっても肺炎や脳炎などの重い合併症があらわれることを防ぐ効果が期待できます。

また、みずぼうそうの報告も増えています。みずぼうそうにかかると、37〜39度の熱が出て、それと同時に強いかゆみを伴った小さな水ぶくれが全身にできます。人にうつる力が強いので、水ぶくれが完全にかさぶたになるまで外出は控えましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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