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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報11号

インフルエンザが増加しています。(3月14日〜3月20日)

先週からインフルエンザの報告が増えています。国富町周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。年齢別では6歳から9歳のこどもたちが多く感染しています。

インフルエンザは、感染後1日から3日くらいで症状が出ます。突然の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒けなど全身の症状が特徴です。その後、のどの痛みや下痢などが現れることもあります。小さなこどもや高齢者は肺炎などを起こす場合もありますので、早めに受診するようこころがけましょう。ふつうは1週間ほどで症状は改善しますが、発症から発症後3〜7日間はウイルスを出し続けますので、周りの人へ感染を広げないために、熱が下がっても更に2日ほどは自宅で安静にし、休養を取ることをおすすめします。

外出時には必ずマスクを着用し、ウイルスが体内に入って感染しないよう、また、咳やくしゃみによってウイルスを飛散させ、感染を拡大させないよう注意しましょう。

感染性胃腸炎の報告も増加しており、引き続き県全体で流行警報開始基準値を上回っています。

どちらも予防は石けんでの手洗いとうがいです。


宮崎県衛生環境研究所
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