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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報12号

インフルエンザが流行しています。(3月21日〜3月27日)

3月も後半となり、随分暖かくなってきましたが、インフルエンザの報告数はさらに増加しました。宮崎市周辺からの報告が多く警報レベルを超えています。

インフルエンザに感染すると39〜40度の突然の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身の症状がでますが、通常は1週間程度でよくなります。熱が下がってもウイルスを出しますので、感染を広げないためにも数日は安静にし、休養を取ることをおすすめします。特に、体力の無い小さなこどもやお年寄りは感染すると重症化することもありますので注意が必要です。

インフルエンザウイルスはくしゃみや咳によって飛沫感染しますが、ウイルスは1回のくしゃみで約200万個、咳で約10万個排出され、1から1.5メートル飛散します。かかってしまった人は周りの人にうつさないためにも、まだかかってない人は自分自身が感染しないためにもマスクを着用しましょう。また、人混みを避け、帰宅時にうがい、石けんでの手洗いを十分に行い感染予防に努めましょう。

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)も県内全域で流行しており、流行警報が発令されています。予防にはインフルエンザと同様に石けんでの十分な手洗いが有効です。


宮崎県衛生環境研究所
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